この歳にして
ぼくは気付いた!
この歳にして。
そう、計画なんて総てが総て、計画通りにいくわけがないのだ。
計画を練って実行して、大体が思い通りに行かなくて…そして…「あゝ失敗した」と思って…
そして、
「どうせ計画したって上手く行くわけないんだから」
と諦めモードに入り・・・行き当たりばったりになる。
ぼくの人生そんな感じの繰り返しだった。
仕事でもプライベートでも。
だからといって計画しないと・・・
「どうせ計画したって思い通りに行かないんだし」
とか思って・・・行き当たりばったりばっかりになると・・・”上手く行かない箇所”が増える。
無限に増える。
これに最近気付いた。
うまくいかない要素は色々ある。
お金が足りない。
人が足りない。
物が足りない。
時間が足りない。
空間が足りない・・・などなど・・・
この一つ一つを検証すれば、もっと細かい理由は出てくるだろう。
しかし、この「足りない」というのは、計画を立てることによって、少なからず・・・いや大分防ぐ事ができると知った。
と同時に計画には目標や目的が大事だ。
計画があやふやになったり、立てるのがめんどくさくなったりするのは・・・この目的や目標が多すぎたり、複雑過ぎたりするからだ。
ぼくの見積もりの甘さはここにあるのだと最近感じる。
そして、目標や目的がある方向にブレるから、計画がふにゃふにゃになるのだ。
「どうせ計画したって思い通りに行かないんだし」
と思って計画をしなければ・・・余計な手間がどんどん増える。
計画はあくまで計画であって・・・
計画はあくまで計画であって・・・完璧でなくていいはずなんだ。
どこかぼくは完璧な計画をつくっただけで満足したり、実行して、うまくいかないからと言って、立案自体を避けてきた傾向にある。
だから、「どこで失敗したか」とか「どこからうまく行かなくなったか」なんていうことが知らず知らずのうちに見えなくなっていた。
だって、そもそもの拠り所がないわけだから・・・
方法がわるかったのか・・・
無理な時間を設定していなかったか・・・
そもそも「サボり」癖のある、ぼくがそれに向いていたのか・・・
などなど・・・計画を練り直すには十分すぎるほどの情報があるのに、「一回」失敗したら、あとは行き当たりばったりだ!となっていた。
計画はあくまで計画であって、
実行があり、
そして、その立てた計画と現実がどこまで一緒でどこが乖離していたか確認しなければ何度も同じことを繰り返すことを学んだ。