新和座初の書き下ろし作品「アポリア」を2013年9月末に上演いたしました☆
本公演とは一線を画した特別公演『ドラマティックシアター』シリーズ、その第2回目です!
劇団新和座は今まで、古典戯曲を中心に演じてきました。そしてこれからも古典戯曲を研究し、その良さを皆様にお届けする思いは変わりません。
しかしながら、今回、この特別公演『ドラマティックシアター』シリーズで初の書き下ろしを行いました!
これは、新しい息吹・新しい鼓動をテーマとしている当劇団にとって新しい試みであり、また、新しい可能性を探るための第一歩であります。
作は演出部の武藤賀洋が、演出は石井かほるが担当しました!
物語は…
事件はとある劇場で起こった---その劇場は殺人劇場と化した。
誰がどうやって、誰を殺したのか。交錯する思惑、恨み、愛、憎しみ・・・
そして・・・迎える結末は・・・
演出石井かほるより
武藤さん「次回の公演、一本演出してみない?」
石井「はい、やってみます。(何を言ってるんだ、このおっさん)」
というようなやりとりが行われ、今回「アポリア」の演出をやらせて頂くことになっ
た石井です。
前回の「サロメ」でも一部の演出を任されました。
今まで役者として舞台に立ってやってきた私が、果たして演出として一つの作品を作れるのか?
初めはそんな不安でいっぱいでした。しかし約2ヶ月のお稽古を重ね、共に「アポリア」を作りあげたいと思ってくれた役者の方々やサポートをして頂いている武藤さんのおかげで、なんとか石井の作りたい「アポリア」の全景が見えて来ました。
私が演出としてここまでやってきた中で大切だと思ったのが
役者それぞれの「魅力」を引き出すこと
です。
よく言えば個性、悪く言えばクセをなんとかして「作品に合った役者の魅力」として表現できたらいいなと思っています。
劇団新和座として初めての書き下ろし、石井かほる初めての演出作品と、初めてだらけの「アポリア」を是非色々な方々に観ていただけたら嬉しいです!
石井かほる
ドラマティックシアターシリーズNo2「アポリア」のスタッフです。
作/武藤賀洋(日本演出者協会会員)
演出/石井かほる
照明/A.スメルジャコフ
音響/ユーリ=ナゴーレン
装置/劇団新和座美術部
宣伝美術/ryu01
衣装・メイク/戸ヶ崎花枝
制作/劇団新和座
会場は・・・
アポリアは、東京都は豊島区のアトリエ第7秘密基地で上演いたしました☆
公演日程は・・・
2013年9月28日~9月29日、全4ステージ行いました。