令和元年5月18日のお稽古☆DMPさんとその2

DMPさんとの合同稽古その2

今回のお稽古も、DMPさんとの合同のお稽古でした。
松本大さんのキャスティング案を中心に・・・「俺の名は、マクベス」(仮)の読み合わせをいたしました。

ご出演予定の方々にお集まりいただき、新和座の面々と読み合わせを行いました!
非常に新鮮であります☆☆

松本さんがキャスティング案に基づいて次々と読み合わせしていきます。
「もちろん」なのだと思うのですが・・・
やはり、人が変われば、雰囲気も変わってきます。
座長が、石井が、松井が、梨沢が、稲木が、西村が…
いろいろな役に挑戦いたしました!
もちろん、ご出演予定の方々とも一緒に読み合わせさせていただき、非常に刺激を受けました!

どんな物語になるのか…

どんな物語になるのか・・・それはまだわかりません。
実は、DMPさんとのお稽古は…次回、10月であります。
何故かといえば・・・その前に私ども、新和座は・・・9月に座長三嶋けいと作の作品に取り組むからであります☆
こちらのほうも制作は絶好調!!!ぜひ、お楽しみに☆

松本大さんのプロジェクト、DMPさんとのコラボレーション企画。
稽古こそ、10月までありませんが…
制作オヤジは松本さん、DMPの制作さん含め、打ち合わせを中心に進めて参ります!!ぜひぜひこちらもご期待ください!!!

話はかわりますが・・・今回、この記事にはりましたお写真、気に入っております。実はこちら、声優の石川静さんが撮ってくださいました☆
先輩筋にあたる石川さんともお話できて、この日は最高でありました☆☆☆

「俺の名は、マクベス」(仮)
そして、劇団新和座9月の本公演、ぜひどちらもご期待ください!!!!


令和元年5月5日のお稽古☆新しい仲間🐻

改元されました☆

改元され、令和元年となりました。
4月30日のブログでもご覧頂きましたが…
皆様のご声援のおかげで劇団新和座は、 平成の時代も無事に活動することができました!
ありがとうございます!!
令和の時代もどうぞご声援賜りますようお願い申し上げます!!
ますますがんばります!!!

思い起こせば、平成の御代に新和座は活動を開始し、10年ちょっとが経ちます。色々な公演、イベント、お仕事などを通じて、皆様とお目にかかり、皆様のご声援を頂いてまいりました!
いつも本当にありがとうございます!
皆様のご声援を励みに令和の御代でも更に更に精進してまいります!

令和最初の公演は…

令和最初の公演は本年9月、座長三嶋けいと作品で皆様にお目にかかります!
この公演に向けて、座長以下座員一同、目指してまいります!!!

ゴールデンウィーク中ということもあって、飲み会なども☆☆☆

そして…

そして、座長のつぶやきにもございますが…

新しい仲間が増えました!
座熊がもうひとり?!
くまざわゆきち(松井命名)です。

私どもの公演ではおなじみのクマソン(右・ウィリアムクマソン)、そして、これから活躍が期待されるくまざわゆきち(左)です。

新しい時代に新しい仲間、新しい作品。
新和座は、新しい鼓動、新しい息吹をお届けすべく、進みます!!
どうぞ皆様、これからもご声援いただきますようよろしくお願いいたします☆


平成31年4月28日のお稽古☆平成最後のミーティングとDMP

平成最後の指定稽古日は…

平成最後の指定稽古日は、まずはミーティングから開始です!
4月度のミーティングから定例にしていこうと始めた座内ミーティングです。

ここでは、前回決めたことや、今後のこと、今の問題点を全員で共有し、全員が考え、そして、役割を決め、座を動かしていこうという試みです。

座の中長期の目標も定まり、すでに動いております。

次期公演は本年9月に三嶋けいと作の物語を上演いたします。
来年の2月にはDMPさんとのコラボ公演「マクベス」を制作いたします!


ミーティングは…

ミーティングは、実のあるものとなりました!
それぞれの個別の目標、劇団としての目標を明確にし、5月度も活動してまいります!
座長を筆頭にぼくらが目指す新しい新和座のカタチ。
それはどんなものなのか…

ひとつだけ言えることは、新和座は新しくなる、ということです!
ぜひ、ご期待下さい!!!


平成最後の稽古は…

平成最後の稽古は…DMP主宰の声優松本大さんと同じくDMPの田辺千香さんにお運びいただき、合同稽古を行いました。
シェイクスピアの「マクベス」をテキストに、セリフの喋り方、方向、そういったものについて、松本大さんにご指導いただきながら行いました!!

変化には…色々な変化があり、一つの変化ではなく…
あ、ここから先は私どもも研鑽しておりますので、また別の機会に…

来年の2月の公演のプレ稽古という位置づけで行いました。

新和座が更に進む力をお二人にいただいたように感じました!!

さて、5月からは次期公演の稽古も少しずつ行っていきます!!
ぜひともご期待ください!!!

※写真、取り忘れました…すみません…


誰かを食事に招くということは・・・

ブリア=サヴァラン

フランスの司法官であり、美食家でもあった、ブリア=サヴァランという人がいます。
サヴァランの遺した言葉に
誰かを食事に招くということは、その人が自分の家にいる間中その人の幸福を引き受けるということである
というものがあります。

ぼくはこの言葉に触れた時に、非常に感銘を受けました。


お芝居でも…

お芝居でも
「誰かを食事に招くということは、その人が自分の家にいる間中その人の幸福を引き受けるということである」
ということが言えるのではないでしょうか。

「誰かを観劇に招くということは、その人が自分の公演にいる間中その人の幸福を引き受けるということである」
と。

お客様は、時間とお金をかけて観に来てくださいます。
木戸銭(観劇料)だけではなく、交通費はもちろん、場合・時間によっては外食費、そしてご厚意の上での差し入れにかかるお金などなど…
更には、時間も作ってくださいます。
公演時間に間に合うように家を出、その上で公演時間は観ていただき、帰りにも時間がかかる。
観劇に出かけなければ、他の事ができたかもしれない時間を…公演のために充ててくださいます。

そこには、見えない時間やお金が発生しているわけです。

ですから、私たちは、お客様が公演に来ていただき、御覧頂いている間中、その方々の幸福を引き受ける義務があると改めて感じました。


更にサヴァランは…

更にサヴァランはこんな言葉も遺しております。
「来ないお客を長い間待つのは、すでに揃っているお客樣方に対して非礼である」

これにも改めて感銘を受けました。
私たち新和座の公演は、大幅な電車遅延などがない限り、お知らせした定刻どおりに上演を開始いたします。
これはサヴァランの言葉にふれる前から…お披露目公演の時からずっと守ってきた文化でもあります。
当たり前のことかもしれませんが・・・いわゆる小劇場の世界ではこうした事があまり守られない事が多いです。
説明がなく・・・上演時刻より5分過ぎ、10分過ぎ…

もちろん、遅れて見えるお客様もお客様にはかわりありませんが…
定刻前にお運びいただきましたお客様をお待たせするわけには参りません。
そういう思いで今までやってまいりました。

このサヴァランの言葉に触れ、私たちの考えは間違っていなかったんだ、と強く感じました。



そして…私たちは…

そして私は、この2つの言葉を胸に、
公演の間中、お客様の幸福を引受け、非礼のないように再度自分自身を見つめ直して参ります。

そして、新和座の公演では「観劇できる幸福感」が味わえる「定刻通り」の公演を行えるように仕組み、内容、質・・・色々な要素について更に研鑽してまいります!!


平成31年4月21日のお稽古☆距離のおはなし その3

今回も。距離を。

今回のお稽古も続くテーマは「距離」です。
座長もツィートでつぶやいておりましたが…

「丁寧にやらなきゃ、すぐつまらなくなってしまう。」
ここに今回のお稽古のポイントがあったように感じております。

お客様にお見せするお芝居は、「丁寧」につくらなければ、見ていただくに値しないとも言えます。
つまり、「丁寧」に作り込んだものは、観ていただくお客様に心が通じるものだ、と私たちは感じているのです。

では「丁寧」とは・・・どのようなものなのか。

丁寧に…

お芝居を丁寧に創る、といってもやはり難しいものです。
その方法は様々あるでしょうし、どれが正解かは、やってみなければわかりません。

しかし、そうした数ある正解の中でも、基本は「台本を読む」ということだと考えています。それもただ、「読む」のではなく、「想像」をしながら読むわけです。
その「想像」が細ければ細かいほど、「丁寧」に近づく第一歩となると思っています。

前回までの稽古でやってきた「距離」もその一つだと思っています。

台本を読み、「どれくらいの距離」なのかということを細かく(人に伝えられるくらいの細かさで)想像します。
方向も、視線も、表情も、身体の動きも…ありとあらゆるものを想像します。そうして、「その役」がとらないであろう、行動との矛盾をつきつめていき、想像をより確かなものにしていきます。

そうした中で自分の考えていた「距離」を「離した」方がいいのか、「詰めた」方がいいのか。会話の中で詰めるのか離すのか…様々な方法が浮かんできます。

こうした細かすぎる以上に細かい想像が、”創造”の基であり、この「想像」がなければ、「創造」することはできないと考えています。

座長が申しておった「丁寧」。その一端は「想像」にあり、また更に一端は「創造」にもあると考えております。

芝居を作る上で必要な各作業。
そのどれも疎かにせず、「丁寧」にやっていくことで、結果「丁寧な仕事」が出来、お客様に御覧いただけるのだと改めて感じました。


あいまいさの解消

演技や表現といったモノにはデジタル的な評価が付けにくいと思います。
何故ならば答えがありませんし、評価や感想は人によってまちまちでその全てを満足させることは不可能なんじゃないかなと考えています。

しかしながら、それらを発する人間が表現のもと(例えば脚本など)を曖昧に捉えていたら、表現されるものはもっと曖昧になってしまいます。

例えば…
「私は26歳です。」
これは日本語として、広く多くの人に通じると思います。

この文の違う言い方を考えた時に
「私の年齢は26歳です。」
ということもできるかと思います。

同時にもっと、この文を分解してみると
「私の年齢の値は26です。」
というようになんとも味気ない表現の文字列になってしまいます。

しかしながら、我々の脳は「私は26歳です。」と聞くと”この人間は生まれてから26年立つのだ”だとか”この人間の年齢の値は「26」である”という風に無意識に捉えていると思います。

つまりよりどころとなる脚本を熟読し、言葉一つ一つの意味を理解し、かつ、曖昧さを回避していくと、そこに隠れているサブテキストが現れてくると考えています。
省略されている言葉を補完し、鮮明にイメージすることも大切です。

と同時に解析するのに賢明になりすぎ、表現が味気ないものになってしまっては意味がないと思います。曖昧さを求めるためにあいまいさを解消する、こうした矛盾をはらむ作業も私達の仕事だと考えています。


平成31年3月10日のお稽古☆自分だけがお芝居しているわけではない。

ベーシックな稽古へ

王女メディアも無事に幕をおろし、新和座は次の公演の稽古がはじまるまで、ベーシックな稽古が続きます。
このベーシックな稽古。日本語で言えば基礎稽古です。
しかし!
基礎稽古はイージーな稽古ではなく、あくまでベーシックな稽古だと考えています。

つまり、易しい、安易な稽古ではなく、
台本稽古につながる、’基礎’の稽古という捉え方を我々はしております。

 

相手を見て、聞く

お芝居をやっている方にとっては当たり前かもしれませんが・・・
お芝居では自分がしゃべり、相手がしゃべることで成り立ちます。

しかしながら・・・ここで想像してみますと・・・「相手の台詞を聞かなかったら」どうでしょうか。
台本上では物語はどんどん進んで行きます。
その間に相手役も喋っています。この喋っている内容を聞いていないとしたら、どんなに’決められた台詞’だったとしても・・・空虚なやり取りにお客様には見えてしまいます。
台本上では「やり取り」は成立しているかもしれませんが・・・
相手の台詞に反応しなければ、「その役」として舞台上で生きることができないと考えています。

相手の台詞のいい終わりだけでなく、すべての台詞に反応する。
息を吸う、息を吐く、息を止める、凝視する、目をそむける、目をつぶる、目をあけるなどなど・・・
相手の台詞に対するリアクションはたくさんあります。
相手の台詞に反応するからこそ、自分の台詞が初めて喋ることができるのだと考えております。

 

待っているだけでは駄目で。

こうしたいわゆる「リアクション」はじつは待っているだけではできません。
率先して聞き、反応していかなければできません。
耳を傾け、よく聞き、「自分の役としてのリアクション」を創ることがお芝居をする一歩です。
もちろん自分だけがお芝居をしているわけではありません。
こうしたリアクション、自分のアクションを繰り返すからこそ、生きた人間関係となってくるのだと考えています。

 

再度確認し・・・

今回の稽古では再度こうしたことを確認し、稽古を行いました。
座員一人ひとりが何か感ずるものがあったようです☆

そして・・・
この日は西村の誕生日でした!

稽古終わりは・・・

お芝居見に行ったり・・・

ライブを見に行ったりしました☆

次の稽古も基礎稽古の予定です♪