平成31年3月10日のお稽古☆自分だけがお芝居しているわけではない。

ベーシックな稽古へ

王女メディアも無事に幕をおろし、新和座は次の公演の稽古がはじまるまで、ベーシックな稽古が続きます。
このベーシックな稽古。日本語で言えば基礎稽古です。
しかし!
基礎稽古はイージーな稽古ではなく、あくまでベーシックな稽古だと考えています。

つまり、易しい、安易な稽古ではなく、
台本稽古につながる、’基礎’の稽古という捉え方を我々はしております。

 

相手を見て、聞く

お芝居をやっている方にとっては当たり前かもしれませんが・・・
お芝居では自分がしゃべり、相手がしゃべることで成り立ちます。

しかしながら・・・ここで想像してみますと・・・「相手の台詞を聞かなかったら」どうでしょうか。
台本上では物語はどんどん進んで行きます。
その間に相手役も喋っています。この喋っている内容を聞いていないとしたら、どんなに’決められた台詞’だったとしても・・・空虚なやり取りにお客様には見えてしまいます。
台本上では「やり取り」は成立しているかもしれませんが・・・
相手の台詞に反応しなければ、「その役」として舞台上で生きることができないと考えています。

相手の台詞のいい終わりだけでなく、すべての台詞に反応する。
息を吸う、息を吐く、息を止める、凝視する、目をそむける、目をつぶる、目をあけるなどなど・・・
相手の台詞に対するリアクションはたくさんあります。
相手の台詞に反応するからこそ、自分の台詞が初めて喋ることができるのだと考えております。

 

待っているだけでは駄目で。

こうしたいわゆる「リアクション」はじつは待っているだけではできません。
率先して聞き、反応していかなければできません。
耳を傾け、よく聞き、「自分の役としてのリアクション」を創ることがお芝居をする一歩です。
もちろん自分だけがお芝居をしているわけではありません。
こうしたリアクション、自分のアクションを繰り返すからこそ、生きた人間関係となってくるのだと考えています。

 

再度確認し・・・

今回の稽古では再度こうしたことを確認し、稽古を行いました。
座員一人ひとりが何か感ずるものがあったようです☆

そして・・・
この日は西村の誕生日でした!

稽古終わりは・・・

お芝居見に行ったり・・・

ライブを見に行ったりしました☆

次の稽古も基礎稽古の予定です♪


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