ベーシックな稽古へ
王女メディアも無事に幕をおろし、新和座は次の公演の稽古がはじまるまで、ベーシックな稽古が続きます。
このベーシックな稽古。日本語で言えば基礎稽古です。
しかし!
基礎稽古はイージーな稽古ではなく、あくまでベーシックな稽古だと考えています。
つまり、易しい、安易な稽古ではなく、
台本稽古につながる、’基礎’の稽古という捉え方を我々はしております。
相手を見て、聞く
お芝居をやっている方にとっては当たり前かもしれませんが・・・
お芝居では自分がしゃべり、相手がしゃべることで成り立ちます。
しかしながら・・・ここで想像してみますと・・・「相手の台詞を聞かなかったら」どうでしょうか。
台本上では物語はどんどん進んで行きます。
その間に相手役も喋っています。この喋っている内容を聞いていないとしたら、どんなに’決められた台詞’だったとしても・・・空虚なやり取りにお客様には見えてしまいます。
台本上では「やり取り」は成立しているかもしれませんが・・・
相手の台詞に反応しなければ、「その役」として舞台上で生きることができないと考えています。
相手の台詞のいい終わりだけでなく、すべての台詞に反応する。
息を吸う、息を吐く、息を止める、凝視する、目をそむける、目をつぶる、目をあけるなどなど・・・
相手の台詞に対するリアクションはたくさんあります。
相手の台詞に反応するからこそ、自分の台詞が初めて喋ることができるのだと考えております。
待っているだけでは駄目で。
こうしたいわゆる「リアクション」はじつは待っているだけではできません。
率先して聞き、反応していかなければできません。
耳を傾け、よく聞き、「自分の役としてのリアクション」を創ることがお芝居をする一歩です。
もちろん自分だけがお芝居をしているわけではありません。
こうしたリアクション、自分のアクションを繰り返すからこそ、生きた人間関係となってくるのだと考えています。
再度確認し・・・
今回の稽古では再度こうしたことを確認し、稽古を行いました。
座員一人ひとりが何か感ずるものがあったようです☆
そして・・・
この日は西村の誕生日でした!
先輩方からいただきました!
ありがとうございます!割り箸までつけて頂いて! pic.twitter.com/ijnELPK1cd— 西村 公佑 (@tmsj555) 2019年3月10日
稽古終わりは・・・
芸術集団れんこんきすたさんの『雲隠れシンフォニエッタ』を観てきましたー!
源氏物語は前日にググって調べた程度の知識だけど、源氏も姫君たちもそれぞれの芯のある「愛」をもっているんだなーと思いました。
違うチームも観たかった…!#れんこんきすた #雲隠れシンフォニエッタ pic.twitter.com/YPv4KFI8RH
— 石井かほる (@kuo_01) 2019年3月10日
お芝居見に行ったり・・・
昨日のライブに
役者のいとうともえちゃんが座長の劇団『新和座』の皆さんが来てくれました(^-^)✨お互いがステージ上でしか見た事なかったので違和感!笑
ありがとうございますっ(๑˃̵ᴗ˂̵)✨ pic.twitter.com/wJppu6zBRe— 大橋 藍3/25自主企画AIBINGO!新宿フリーク (@720136) 2019年3月11日
ライブを見に行ったりしました☆
次の稽古も基礎稽古の予定です♪