▼歩きスマホは非常に危ないですし、反対です。ついこの間…あまり交通量の多くない交差点でしたが…女性が歩きスマホで歩いてきて左右も確認せずに…そして、横断歩道に立ち止ってしまい、スマホを操作。危なくて仕方ないです。
また別の日は、横断歩道を渡りながらスマホを操作。信号が赤になってもまだ渡りきれておらず・・・もちろん、何か身体が不自由だったり歩くのが遅かったりする場合はこんなには言わないのですが・・・スマホを操作している、という理由は本当に危なくてしょうがないです。左右も見ずに・・・・
▼さて、本題。今日のお稽古ですが・・・「◯◯しながらしゃべる」という事を研究しました。
昔、ぼくは演出家の先生から言われた事があります。
「ヒヨッコのくせに、泣きながらしゃべってんじゃねぇ」
と。
よく脚本中に食べながら・・・飲みながら・・・笑いながら・・・泣きながら・・・・セリフをしゃべりながら、そういった行動をとる場合があります。
「~しながら」しゃべるというのは結構難しいもので、泣きながらしゃべったりすると、何を言っているのか聞こえない場合があります。その場面の際、泣いているところを際立たせたいという表現の意図であれば良いのかもしれませんが、物語の重要な台詞などをしゃべっている時であれば、それは伝わるものも伝わらないあろうかと思います。
▼こんなときは「~ながら」をやめて「~してから」と思い直して台詞をしゃべると比較的しゃべりも聞き取りやすくなるかと思います。先ほどの例で泣きながら喋るとき、充分に気持ちをつくって、思い切りまずは泣きます。そして、泣ききってから、台詞を喋るわけです。表情も台詞も『泣く』という感情が露になっていることだと思います。ただし、思い切り泣かなければなりません。
同時にお稽古中にこうした「してから」の訓練を積んでおくと、次第に「~しながら」のお芝居が身についていくと考えています。
▼今日のお稽古はそんな「◯◯しながらしゃべる」ということを意識しながらやっていきました。そうするとやはり、喋る内容も喋り方も変わってきます。普段の生活の中でもこうした「◯◯しながらしゃべる」ことがほとんどだと思います。だから出来ないことはないとは思うのですが・・・こと舞台でお芝居をするとなるとお客様に見て頂き、聞いて頂く必要があります。台本を持たないお客様に。ですので「◯◯しながら」も大事に「しゃべる」も大事にする為に、方法を研鑽し稽古いたしました!
▼今日は稽古場ご見学の方も見えました!新和座では現在、稽古場見学ご希望の方を募集中です。TwitterのDMかメールにてお問い合せください☆
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▼お芝居の中では「◯◯しながらしゃべる」を大切にしますが・・・歩きスマホはやめて頂きたいと強く思っております!
今日からの1週間、また楽しい出来事盛りだくさんの1週間でありますように☆
演出部の武藤でした!