懐かしさと、未来

懐かしい場所に行ってきました。
子供の頃、うろうろしてた都内の地域。
あれから多分いろいろなところが変わってしまったのだろうけれど、自分の印象が強い場所が変わっていないとあんまし変わった気もしない。
変わったのは私の方かもしれない。
考え方や感じ方の変化で、同じものを見ても違ったものに見えてしまうということもきっとあるし。
変わらないことはきっと何もないのでしょうけれど、随分長い長い長い時間が流れたような気がして。
全体を通して考えてみると短いような気もするけれど、こうしてみると人生って結構長いのかなとも思ったりして。
時間というのは形がないから不思議に変化するものです。

 

とにもかくにも、あの頃と違うとすれば一番の違いはそれなりに、子供のお小遣いよりはお金を持っているわけで、
あの頃は想像もできなかったお店に入れるわけで、新しい場所に行ったような気持ちになったけれど、知らない故の無邪気さとかはなくしてるから。
空もどんよりしてたりすると尚更、なんだか少し窮屈にも感じたわけです。
が、いろいろな建物や人を見ていろいろ想像を膨らませるのは楽しかった。ひとりだと想像しまくってても迷惑をかけないからいいです。
写真は物とか風景しか撮れないですが。

 

あの頃の自分が今の自分くらいの時間をどう想像していたかって思い出そうとしてみましたが、上手くいかなかった。
きっと想像もできないくらい先のことだと思っていたのでしょうね。
その想像できない未来がもう今なんですけど……。
初心に帰るも、昔すぎて初心以前の問題でした。

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