やり残しがある気がする

どーも、稲木です

この新和座ブログ金曜の稲木の枠も、平成の更新は今回で最後でございます(´・∀・`)

早いっすねー、新元号が発表されてからもう一か月経つんですよ
つまり長兄に子供が産まれてから一ヶ月経つんですよ

· · ·え?いきなりなんだって?言葉のまんまですよ( ・ ω ・ )
世間が新元号発表で盛り上がっている中、姪が産まれたと報告を受けたんですよ。まだ見てないんですけど←

学生時代は一ヶ月って、とてつもなく長い時間だと思ってました
それが段々と短く感じるようになり、今ではあっという間に感じてます· · ·これが老いか!?(゚ω゚;)

次の公演は9月· · ·気づいたら「本番まであと一ヶ月です!」とか言ってんだろうなぁ· · ·悠長に構えてる暇は無いかもしれませんな(´・∀・`)
とりあえず頑張り続けるので、9月の予定は空けといてくださいね←

それでは、次は令和でお会いしましょう


平成最後の木曜日♪

もーくもくもく木曜日♪
木曜日更新担当の松井ともみです♪

平成最後の、木曜日です!!
平成最後の、更新です!!(*>ω<*)

なーんて♪
私も"平成最後の〇〇祭り"に乗っかってみました♪
本当に、テレビやSNS、日常の中でも"平成最後の"というワードを聞かない日は無い今日この頃ですが、年末のように0時カウントダウンをするのかなーと思ってみたり。

カウントダウンをするとして、皆さんの中での"平成最後の〇〇"はどんなことでしょう(*´ω`*)
平成最後の〇〇納め、みたいな??(笑)

コメント欄またはツイッターのリプライなどで、是非教えてください♪

私は先日、平成最後の夢の国を楽しんできました♪
あとはいちごチャージをするだけ♪
なんちゃって♪

令和に変わりましても、私の木曜日更新担当は変わりません♪
また来週ももくもく木曜日、新和座ブログを宜しくお願い致します♪

松井ともみ


いつも心に世紀末

桜も散り、GW間近なこの頃どうお過ごしでしょうか?西村です。

先日、ゲームで自キャラを作成している時にふと気がついたんですが、生まれてこの方髪を染めたことも髪型をいじったこともなかったなと。
伸びた髪をただ程よく切るのみ。
まぁ、黒髪短髪以外似合うと思ってないからっていうのもあるけれど、特に染めたいとか思ったことすら実はなかったりする。

なんかそう思うと、自分は黒以外でどんなのが合うのかとか、伸ばすだけ伸ばしたらどうなるだろうとか思うようになってきた。
もし、ゲームのように自由に変更出来たら、それで生活するかは別としてやってみたい髪型や色なんでも出来るとなったらどんな髪にしたいだろうか考えてみたら、トゲトゲのモヒカンでした…どんな心理の現れなんだ…。

でも、そういうのってみんなあると思うし、いろんな人に聞いてみたらおもしろいかもしれない。


誰かを食事に招くということは・・・

ブリア=サヴァラン

フランスの司法官であり、美食家でもあった、ブリア=サヴァランという人がいます。
サヴァランの遺した言葉に
誰かを食事に招くということは、その人が自分の家にいる間中その人の幸福を引き受けるということである
というものがあります。

ぼくはこの言葉に触れた時に、非常に感銘を受けました。


お芝居でも…

お芝居でも
「誰かを食事に招くということは、その人が自分の家にいる間中その人の幸福を引き受けるということである」
ということが言えるのではないでしょうか。

「誰かを観劇に招くということは、その人が自分の公演にいる間中その人の幸福を引き受けるということである」
と。

お客様は、時間とお金をかけて観に来てくださいます。
木戸銭(観劇料)だけではなく、交通費はもちろん、場合・時間によっては外食費、そしてご厚意の上での差し入れにかかるお金などなど…
更には、時間も作ってくださいます。
公演時間に間に合うように家を出、その上で公演時間は観ていただき、帰りにも時間がかかる。
観劇に出かけなければ、他の事ができたかもしれない時間を…公演のために充ててくださいます。

そこには、見えない時間やお金が発生しているわけです。

ですから、私たちは、お客様が公演に来ていただき、御覧頂いている間中、その方々の幸福を引き受ける義務があると改めて感じました。


更にサヴァランは…

更にサヴァランはこんな言葉も遺しております。
「来ないお客を長い間待つのは、すでに揃っているお客樣方に対して非礼である」

これにも改めて感銘を受けました。
私たち新和座の公演は、大幅な電車遅延などがない限り、お知らせした定刻どおりに上演を開始いたします。
これはサヴァランの言葉にふれる前から…お披露目公演の時からずっと守ってきた文化でもあります。
当たり前のことかもしれませんが・・・いわゆる小劇場の世界ではこうした事があまり守られない事が多いです。
説明がなく・・・上演時刻より5分過ぎ、10分過ぎ…

もちろん、遅れて見えるお客様もお客様にはかわりありませんが…
定刻前にお運びいただきましたお客様をお待たせするわけには参りません。
そういう思いで今までやってまいりました。

このサヴァランの言葉に触れ、私たちの考えは間違っていなかったんだ、と強く感じました。



そして…私たちは…

そして私は、この2つの言葉を胸に、
公演の間中、お客様の幸福を引受け、非礼のないように再度自分自身を見つめ直して参ります。

そして、新和座の公演では「観劇できる幸福感」が味わえる「定刻通り」の公演を行えるように仕組み、内容、質・・・色々な要素について更に研鑽してまいります!!


平成31年4月21日のお稽古☆距離のおはなし その3

今回も。距離を。

今回のお稽古も続くテーマは「距離」です。
座長もツィートでつぶやいておりましたが…

「丁寧にやらなきゃ、すぐつまらなくなってしまう。」
ここに今回のお稽古のポイントがあったように感じております。

お客様にお見せするお芝居は、「丁寧」につくらなければ、見ていただくに値しないとも言えます。
つまり、「丁寧」に作り込んだものは、観ていただくお客様に心が通じるものだ、と私たちは感じているのです。

では「丁寧」とは・・・どのようなものなのか。

丁寧に…

お芝居を丁寧に創る、といってもやはり難しいものです。
その方法は様々あるでしょうし、どれが正解かは、やってみなければわかりません。

しかし、そうした数ある正解の中でも、基本は「台本を読む」ということだと考えています。それもただ、「読む」のではなく、「想像」をしながら読むわけです。
その「想像」が細ければ細かいほど、「丁寧」に近づく第一歩となると思っています。

前回までの稽古でやってきた「距離」もその一つだと思っています。

台本を読み、「どれくらいの距離」なのかということを細かく(人に伝えられるくらいの細かさで)想像します。
方向も、視線も、表情も、身体の動きも…ありとあらゆるものを想像します。そうして、「その役」がとらないであろう、行動との矛盾をつきつめていき、想像をより確かなものにしていきます。

そうした中で自分の考えていた「距離」を「離した」方がいいのか、「詰めた」方がいいのか。会話の中で詰めるのか離すのか…様々な方法が浮かんできます。

こうした細かすぎる以上に細かい想像が、”創造”の基であり、この「想像」がなければ、「創造」することはできないと考えています。

座長が申しておった「丁寧」。その一端は「想像」にあり、また更に一端は「創造」にもあると考えております。

芝居を作る上で必要な各作業。
そのどれも疎かにせず、「丁寧」にやっていくことで、結果「丁寧な仕事」が出来、お客様に御覧いただけるのだと改めて感じました。


お月様チェックでおまじない♪

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もーくもくもく木曜日♪
木曜日更新担当の松井ともみです♪

今夜は月が綺麗です♪

満月は明日らしいです♪

月を見てると、気持ちが落ち着きます。
嫌なこととかあっても明日も頑張ろうって思います。
お月様がくっきりと綺麗に見られる次の日って、お天気が良い気がするんですよ!
お天気が良いと頑張るエネルギーがたまります!!
だからお月様チェックは、私にとって次の日も頑張っていけるようにのおまじない、みたいな感じです♪

だから明日もきっと良いことがありそうな予感です♪

頑張ります♪

松井ともみ


耳のおはなし

唐突ですが…

今回は『耳は大切』という事について書いてみたいと思います。
耳を鍛えると言う事は役者さんにとって必要不可欠と考えています。

これは「すべての音は耳から入ってくる」という事につきますが、素晴らしい役者さんになると、とても耳が良い事に驚きます。

役者さんになろうと思ったら、発声練習や滑舌、感情のコントロール、仕草、型と言ったごくごく基本的な練習はもちろんの事、”耳を鍛える”と言う事をしなければいけないと考えています。
これは単に、耳がよく聞こえる、ということではなく、”違いのわかる耳”を持つ、という事なのです。

言えておしまいではなく。

例えば、声優さんやアナウンサー、俳優さんの修行の中で、ほぼ最初にやるのが、発声や(滑舌を含めた)アクセントのトレーニングですが、これは無論、所謂”共通語”をマスターするためのものなのです。しかし、「言えて」おしまいではありません。何故ならば、お芝居の役はすべてが標準語、共通語をしゃべるとは限らないのです。このアクセントの練習で耳をより鍛える事で、”アクセントの違い”がわかるようになり、耳で聞き、きちんと認識する事で初めておしゃべりできるようになるわけです。

---赤ちゃんもそうですよね。耳が発達することで、だんだんとおしゃべりが上手になる。

また、こう言う事もあると思います。自分の好きな声優さんや俳優さんの物の言い方があったとします。それを練習の中で真似をする時もまず、聞く訳です。そして、次に真似をしてみる。と同時に自分の発した音も耳で聞く訳です。

舞台上では…

更に、舞台などで効果音や、BGM、相手方の台詞、装置や道具などの音を良く聞く事、それによって反応する事で「目」だけでわからない反応をする事ができます。

別の話になってしまいますが、「台本を覚える」というのも、一日一回、声をだして、(ト書きも総て)読むだけでも、進捗が違ってきます。目の情報だけではなく、自分の声を聞き、耳から入った情報というのも加味されますので。

話を元に戻して、俳優さん、声優さんは『違いのわかる耳』を鍛えるべきだと考えています。
音の高低、抑揚、大小、強弱、、、総ての音は耳から入ってくる訳ですから、自分で練習しているときも、お稽古で他の人のお芝居を見て聞いている時も、”前回との違い”や”自分との違い”を漠然とはではなく、明確に把握する事によって、自分のお芝居に磨きがかかると思います。
耳をより鍛える事、違いを耳で意識することで今までの基礎練習の進歩も舞台作品のお稽古の進捗もちがってくる、私はそう考えています。