▼目は口ほどに物を言う。
と言う言葉があります。これはお芝居をする上でもとても大事な事だと考えています。
▼実生活でもそうだと思うのですが、いくら口では良い事を言っていても、目が泳いでいたり、焦点があってなかったり、うつむいて話をしていたら・・・その言っている事がどんなに素晴らしく、素敵な事だったとしても、説得力にかけるものです。
▼かつてこんな人々がいました。
声も大きく、声も良く、動きもいいのに・・・台詞を間違える度に「目を閉じてしまう」
はたまた、
声も大きく、台詞回しもいいのに・・・恥ずかしいのか・・・視線を舞台外にだけ向けて、相手役を見ていない。
さらには、
声が良く、相手をきちんとみているのですが・・・目の焦点が定まっていない・・・
▼実際の生活の中でこんな人が居たら・・・ちょっと信用がおけないというか、げんなりしちゃうのではないでしょうか…
▼こういうことがどうして起きるのか・・・
原因は千差万別だと思うのですが、「テキスト(台本)だけを追っている」とこうなってしまいがちです。