【お稽古場日誌】平成28年10月16日の稽古場は表情豊かな…

▼次期公演の稽古も少しずつですが…役の基幹となる部分を創っております。

▼これは…僕の性格というか…僕の偏った考えかもしれませんが…声(台詞)と動き(仕草)と顔(表情)があわさって一つだと考えています。

▼普段の生活の中でもそうですが…
言葉を発するというのは…何かの欲求があり、その欲求を満たすための衝動があり、方法として、喋る、言葉を発する、ということが一般的です。

▼その一連の動きの中で…やはり、その欲求に伴った’顔’というものは出てきてしかるべきだと考えています。

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▼もちろん、表情だけでなく、身体の動き、向き、視線…おおよそ人間がとる行動というものは…喋る時に同時に伴うものだと考えています。

▼その行動や言葉というもので、他者、お客様を含めた他者を惹きつける事が舞台演劇をする上で重要な要素の一つだと考えています。

▼ですので、役の基幹を創る時、稽古場では、喋る言葉と共に、その方向、視線、向き、表情というものに留意して創ってもらいます。

▼以前も書いたかもしれませんが…稽古場で、他の役者さんが見せる表情が自分の役のヒントになることもあったりします。その表情を受け、自分の役の表情を創っていく。こうした作業もぼくたちの稽古場では大切にしています。

▼今日の稽古場では非常にたくさんの表情を観ることができました。次回以降、色々な声、色々な動きも観ていきます☆☆

▼今日からの1週間、また爽快な出来事もりだくさんの1週間でありますように♪演出部武藤でした。