レベルレッド 〜 例えば、緊張しなくする方法

▼ぼくは、役者時代から、本番前は異様に緊張する体質です。その緊張のほぐし方は舞台を1回1回こなす毎に色々な方法を試しました。今でも人前でしゃべる時は緊張します。例えば、講演や講座などで人前でしゃべる時、とっても緊張します。しかし、切り替える方法を何年かかって見つけました。

 

▼もちろんこれは正解の方法ではありませんし、この方法が万人に合うとは限りません。また、自分自身で良い、と思っていても実はもっと他に良い方法があるかもしれませんし、はたまた、実は身体に悪い方法なのかもしれません。

 

▼ぼくの場合、どのように緊張を解くかというと・・・とある切っ掛けを決めておいて、その切っ掛けで、気持ちを高揚させ、頭を切り替えるという方法です。その切っ掛けは音楽でも、言葉でも何でもいいのですが、”切り替え”にぴったりくる音楽や言葉というのは探すのに苦労しました。

 

▼練習方法としては、まず、切り替え後に何をするか決めておきます。例えば、『台本を読む』など。予め、読む場所を決めておくのも良いと思います。その台本はかばんや机の中に仕舞っておきます。そして、何かまったく関係ないこと、例えばDVDを見ているとか、漫画を読んでいるとかをして、リラックスした状態を作ります。そして、携帯電話などのタイマー機能で、その音楽や言葉を流します。その音楽や言葉を切っ掛けに、仕舞っておいた台本を出し、決めておいた箇所を開き、読みます。

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▼こうしたことを繰り返し、『切っ掛け』が出たら、否が応でもやる、という事を身体に覚えさせると・・・意外な事に緊張はしなくなってきました。

 

▼しかし、今日は、この話をしたいのではなく・・・前置きが長くなりましたが・・・『インターネットや無料のモノでは情報は全て得られない』という事を少し書きたいと思います。

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【お稽古日誌】平成29年5月21日のお稽古☆カメイダー☆そして、ごめんなさい。

▼デスマーチの山田課長でお馴染み、野川さんの出演しているヒーローショー『カメイダー』を観に行きました。

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カメイダー。
何回見ても、胸が熱くなります。今日の物語は”友情”と”怒り”がテーマの物語でした。最後に羽亀さま(女神様)の声が聞こえるのですが・・・その声にも心奮えました。「願わくば誰かのために」。総ては書きませんが・・・こういう趣旨の台詞です。この言葉にとても感動しました。

物語が終わってからは、カメイダーがお子たちと握手。この光景、やはり何回見ても、やっぱり胸が熱くなります。お子たちは恥ずかしがる子、カメイダーを憧れの目で見る子、笑顔の子・・・色々ですが・・・どの子もカメイダーと握手をした後には目の輝きが増しているのです。

ぼくらもお芝居をするものの端くれとして、お客様にこうした心の動き、昂ぶりを感じていただける索引を届けられるように励みます!!!

▼そして、カメイダーの後は、稽古です。

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好きな台詞

▼舞台はもちろんのこと、テレビドラマや映画、アニメで”好きな台詞”ってありますよね。

 

▼その台詞を初めて聞いた時の感動といいますか、胸の高まり、昂ぶりというのは…人それぞれだと思いますが…あると思います。

 

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▼好きになった理由もまた様々だと思います。好きな役者さんの台詞だったとか、好きなキャラクターの台詞だったりとか・・・言葉がスッと胸に入ってきた…などなど…

 

▼ぼくらはお芝居を創っていますから・・・いつか人に好きになってもらえる”台詞”を吐きたいと思います。もし、誰かが好きになってくれていたとしたら、もっと好きになってもらえるように、磨いていきます。

 

▼ぼく個人が、好きになった台詞は様ですが・・・舞台で言えば、王女メディアの「もう、言っても無駄!」という台詞は好きなうちの一つです。さらには、(よく海外ドラマを見るのですが)英語圏のドラマの場合、吹き替えと原語と両方、見ることにしています。舞台の王女メディアもそうですが・・・英語版(本当はギリシア語ですが・・・)を見て、「ああ、こういう表現なんだ」と調べてみたことがあります。

 

▼原語は違うとしても、好きな台詞は好きなんだな、と思うと・・・もちろん英語がペラペラなわけではないのですが・・・原語でその台詞がわかると・・・その台詞がもっと好きになるのが不思議です。海外ドラマでもそうですが・・・海外の役者さんのしゃべっている事と、声優さんがしゃべている事。どちらも聞くともっとその台詞が好きになります。

 

▼こうした好きな台詞がたくさんあればあるほど、ぼくのお芝居も広がっている行くように感じています。もちろん、それをそのまま、舞台で使う、ということではないですが、その台詞を発するまでの気持ち、表情、仕草、背景などなど・・・そういったことを合わせて心に留めておくことで広がっていくように感じています。


潜水艦

もーくもくもく木曜日♪
でも、武藤です。

 

今日は、松井ともみが別仕事の為、記事をおやすみいたします☆
来週、登場いたしますので、ご期待ください!!
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さて、今日は・・・先日、横須賀に行った時の事を。
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横須賀駅にいらっしゃったスカレー隊長☆

 

先日、ご招待を受けまして、横須賀にお芝居を観に行きました。このお芝居のお話はまた別の時に書くことにしまして、今日の記事は…

 

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【お稽古日誌】平成29年5月14日のお稽古☆ワークショップとダンシング♪

▼以前よりお知らせしておりました、ワークショップ。開催して参りました!当日キャンセルもありましたが、とても濃い2時間がお送りできたのでは?!と感じております!

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今回ご参加いただいた皆様

 

こうしたオープンなワークショップもそうですし、クローズで限定されたワークショップでもそうなのですが・・・ぼくたちがワークショップをやりました!と言いましても・・・ぼくが一方的に教えるわけでもないと感じています。参加者の方から学ぶ事も多いのです。

 

▼ぼく自身も何回も使っているテキスト、課題でも、「こういう解釈もあるのか!」ですとか「こういう現し方もあるのか!」と言った事をたくさん学びます。もちろん、ワークショップを主催しているわけですから、時間と共に課題や内容を進行していくわけですが・・・舞台作品と同じように・・・全く同じモノはないんだなぁ〜と感じました。

 

▼今日のテーマは『間』について。『間』の正体はなんなのか・・・ということで、シアターゲーム、課題2つを行いました。ぼくはお芝居の基本の一つはこの『間』だと思っています。ぼく自身、実は『間』という言い方はあまりせず、”きっかけ”と言っています。この”きっかけ”を創るのと創らないのとではお芝居は大きく変わってくると考えています。

 

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いよいよ明日はワークショップです☆

▼今日は雨の関東地方。昨日まで、私の住んでいる地域は、気温が高かったこともありますが・・・雨ですこーし、気温が下がったような気がします。個人的には雨は嫌いなのですが…それでもこの地球と自然には雨も必要だと感じます。雨が無くなれば、作物も育ちません。

▼明日はいよいよワークショップを開催します!新和座で行うワークショップは久々にオープン形式のもので、入団希望の方でなくてもご参加いただけます!稽古場の都合で申し訳ないのですが…限定10名さまでの開催です!(このブログを書いている時間ではあと定員まであと2名さまです)

▼明日のテーマは『間について』です。私はこの『間』というものが、芝居を支配していると考えています。しかし、この『間』というのは・・・別になにもせず、黙っている時間ということではなく、役を演じる上で非常に大事な準備の時間だ、と考えています。この『間』を意識するのとしないのとでは、喋りも動きも断然違ってきます。
詳しくは明日のワークショップにゆずるとして・・・

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【お稽古日誌】平成29年5月7日のお稽古☆当たり前の事、当然のこと。

▼今日のお稽古場でのテーマは『表情・動きと台詞の変化』について行いました。

座員のひとり、松井も書いておりますが・・・

▼舞台をやる上で、”表情”や”動き”というのは当たり前のことではあります。もちろん、ぼくたちの普段の生活の中でも。しかし・・・お芝居をいざやろう、とすると…それが当たり前のことではなくなる場合があります。
できて当たり前の事が・・・できなくなってしまう事が・・・それはどうしてなのでしょうか・・・

 

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