いよいよ明日はワークショップです☆

▼今日は雨の関東地方。昨日まで、私の住んでいる地域は、気温が高かったこともありますが・・・雨ですこーし、気温が下がったような気がします。個人的には雨は嫌いなのですが…それでもこの地球と自然には雨も必要だと感じます。雨が無くなれば、作物も育ちません。

▼明日はいよいよワークショップを開催します!新和座で行うワークショップは久々にオープン形式のもので、入団希望の方でなくてもご参加いただけます!稽古場の都合で申し訳ないのですが…限定10名さまでの開催です!(このブログを書いている時間ではあと定員まであと2名さまです)

▼明日のテーマは『間について』です。私はこの『間』というものが、芝居を支配していると考えています。しかし、この『間』というのは・・・別になにもせず、黙っている時間ということではなく、役を演じる上で非常に大事な準備の時間だ、と考えています。この『間』を意識するのとしないのとでは、喋りも動きも断然違ってきます。
詳しくは明日のワークショップにゆずるとして・・・

2017-05-13a

 

 

▼今日の話題は『繰り返してやる事でも新しい事はある』ということについて触れたいと思います。

▼どんな仕事でもそうだと思いますが・・・仕事というのは、ある程度『繰り返し』の作業が多くなるものです。どんな仕事でも。所謂クリエイティブな仕事でもそうです。お芝居をする、文章を書く、などと言った仕事でも、演じる内容や書く内容は変わっても、『繰り返し』の作業は出てきます。

▼この『繰り返し』の作業の中でも、単に”作業”として繰り返してしまうのと、周りに目を配り、常に新しい”何か”を求めながらする場合とは、進み方も気持ちも変わってきます。

▼例えばずっと、発声練習していて、ある日、台本稽古に入ったりしたら、”台本稽古”はとても新鮮だと思います。しかし、この台本稽古も繰り返していくうちに、慣れてきてしまって、感覚が麻痺してしまう場合もあります。周りの人からは「単にやっている」と目にうつってしまうかもしれません。

▼今までとは違った事をするととても新鮮です。新鮮な事をする時には、得るものは確かに多いと思います。しかし、繰り返してやることに新しい発見がない、ということは決してありません。つまり、繰り返してやることについて、『目的』をしっかり押さえながら取り組むと、自分がやっている事についての新しい発見、新しい考え方、新しい動きが出てくるのです。でなければ、仕事は続きませんし、やっている仕事について、進化はありません。これはお芝居にかぎらず、どんな仕事でもです。

▼繰り返してやることをやっているときに、感覚を麻痺させないためにはどうしたらいいか・・・それは、自身の仕事に対して、受け身ではなく、「何のためにやっているのか」を認識し、自分の仕事にたいして、常に「前と何処が違うか」という事を気にすることだと考えています。と同時に繰り返してやっている事から、新しいモノというのは生まれてくると考えています。


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