▼デスマーチの山田課長でお馴染み、野川さんの出演しているヒーローショー『カメイダー』を観に行きました。
カメイダー。
何回見ても、胸が熱くなります。今日の物語は”友情”と”怒り”がテーマの物語でした。最後に羽亀さま(女神様)の声が聞こえるのですが・・・その声にも心奮えました。「願わくば誰かのために」。総ては書きませんが・・・こういう趣旨の台詞です。この言葉にとても感動しました。
物語が終わってからは、カメイダーがお子たちと握手。この光景、やはり何回見ても、やっぱり胸が熱くなります。お子たちは恥ずかしがる子、カメイダーを憧れの目で見る子、笑顔の子・・・色々ですが・・・どの子もカメイダーと握手をした後には目の輝きが増しているのです。
ぼくらもお芝居をするものの端くれとして、お客様にこうした心の動き、昂ぶりを感じていただける索引を届けられるように励みます!!!
▼そして、カメイダーの後は、稽古です。
しかし、今日は、ぼくのわがままを聞いてもらって、ぼくの話を聞いてもらいました。
と言いますのも・・・ぼくはこの3週間ほど、「演出家の仕事をしているつもりでしていなかった」という事を俳優たちに謝りたかったからです。いや、別に稽古をしなかったわけではありません。言い訳をすれば、ぼくも人間ですから、忙しさや、自分の心の弱さに負けて・・・言い方は難しいですが・・・どこか事務的に、おざなりに稽古をしていたのです。ぼくは、ぼくの仕事をサボっていた、できていなかったことを正直に話しました。そして、この3週間ほど、座長の石井、松井、長谷川、梨沢に当たっていたのだと気付いたのです。
ぼくは、新和座も石井、松井、長谷川、梨沢も大好きです。しかし、ぼくは、とっても小さい人間で完璧ではありませんから、どこか、当たってしまっていたのです。ですのでぼくの気持ちを伝え、謝りました。
もちろん、だからと言って、停滞するわけではありません。ぼくはぼくの選択が間違っていたとは思いますが、変な言い方ですが、後悔はしていません。長い間一緒にやってきているわけですから、こういう時もあると思います。写真は後ろを向いています・・・皆、怒っているわけではなく、これも、ぼくのわがままですが・・・今日の気持ちを忘れないように撮らせてもらいました。
繰り返しになってしまいますが、こういう時間があったからと言って、停滞するわけではありません。
新入座員募集の記事にも書きましたが、私たちは「ありがとう」と「ごめんなさい」がお互いに言える環境です。ぼくが年上だからと言っても、悪ければ謝ります。言い訳もします。理由も言います。だけれども、この座の特色と胸をはれますが、「ありがとう」と「ごめんなさい」が言えるからこそ、色々挑戦できると考えています。
今日、稽古という稽古ではありませんでした。しかし、確実に糧となる時間だと、ぼくは確信しています。次回からはまた、集中して稽古をしていきます。
次期公演と合わせてご期待ください!
そして、梨沢が6月に出演する舞台、『潜入秘密探偵』のチラシも入手いたしました!
こちらも是非、ご声援のほどよろしくお願いいたします!!!
今日からの一週間、また皆様に素敵な出来事盛りだくさんの1日でありますように♪♪
演出部武藤でした。