不倫。

不倫と聞くと…

皆さんは不倫と聞くとどんなイメージがわきますか?!
・不義密通だ
・いけないことだ
・法律違反だ!
・人の道から外れている!

というようなイメージが多いのではないでしょうか?!無論、現在不倫中の方はこうでないと思いますが…

そして、この不倫というものは男、女区別なく行われます。

2月16日から上演いたします、ギリシア悲劇「王女メディア」もこの”不倫”が物語の発端です。

ギリシア悲劇なんですけども。

ギリシア悲劇といいますと、今から2400年ほど昔の物語です。
もちろん、物語の中には、神の名前や、ギリシャの土地、人物の名前が出てきます。
しかしながら、この「王女メディア」、”不倫”が発端の物語なのです。
現代にもある、「不倫」が、2400年前にも同じように男女の間の問題となって出てきております。

古典は敷居が高い、と思われるかもしれませんが…
私たち、新和座、「古典劇の劇団」として、皆様に親しんでいただくべく色々な工夫をしております!
ぜひ、ぜひ、「王女メディア」、お運びのほど、ご検討ください!


平成31年1月20日のお稽古☆もっとやりたい!

いよいよ来月!

王女メディア、いよいよ来月の16日から、中板橋の新生館スタジオにて上演です!
公演のご案内は…下記の画像をクリックしてください!

さてさてお稽古は・・・

この日のお稽古は…アーティストクルーの野川さんがお稽古場に遊びに来てくださいました☆

稲木、西村、ぼくへの動きのアドバイスをたくさんくださいました!
ぼくらでは気づかない、体の動き、運び方、見せ方…とっても参考になることをたくさんアドバイスをいただきました!

そして実は…

土曜日の稽古場には…大先輩の松本大さんがお運びくださいました!
稲木、西村、松井、梨沢にたくさんアドバイスいただきました!!
「どこに向けて」なのか「喋り方」「聞こえ方」「見え方」というもののアドバイスをくださいました!
こうした部分が生かされて…
実はぼくの「クレオン王」も・・・山賊の頭から王様に見えるようになりました!
松本さん、いつも本当にありがとうございます!
そして、土曜日の稽古のあとは…
松本さんから濃いお話が伺えて…とっても濃密な時間でありました!!!

稽古後には…

稽古後には・・・女優の一人から「また、明日(月曜日)も稽古したい」という言葉が出てきました。
ぼくにとってもは共感でき、非常に嬉しい言葉でした。
ぼくらのような体力の劇団では、時間も制作費も限られています。
ですので、すべてがすべて、稽古日を増やすことはできません。できませんが・・・
きっとこうした言葉が出てくるのは…何かを掴みかけなのか、もっと練りたいのか…とにかく「稽古」がしたいわけです。
ぼくはとっても嬉しくなりました!

そうした思いは俳優の各自のツィートに現れていると思います!

実は日曜日の稽古では、座長から
「みせることをするにはどうしたらいいか」という話がありました。
そして、各自、思いを胸に、稽古内容を思い出し、反復しています!

いよいよ2月16日から!
王女メディア☆ご期待ください!


平成30年12月2日のお稽古☆切磋琢磨、表情と視線と声とセリフ。

切磋琢磨

気づけば、12月。
12月1日の土曜日は不肖武藤の教え子が稽古場に遊びに来てくれました!
久々に元気な顔が見られて、ぼくはとっても嬉しかったです☆
そんな彼女が口にした言葉。
「切磋琢磨」
ぼくにとってはとっても懐かしく、そして、新しい言葉でありました。

今回ぼくはクレオン王として、舞台に立ちます。
お客様の御前に出る以上、中途半端な事はできません。
ですので、若い人間に混じって、切磋琢磨します。

そんな折、長谷川が…

とつぶやいておりました。
ぼくを超えるのは簡単です。
なぜならば、役者を辞めた(この話は長くなるのでまた別の機会に)ぼくに持ってないものを我が座員は持っていますし、それに、ぼくよりも動けばいいだけの話ですから☆

言葉・・・

この間、「言葉」について話していました。とても尊敬している人と。
その人が書く「言葉」、しゃべる「言葉」がぼくは大好きなのです。その人の「言葉」には重みというか…深さというか…なんというか…こちらに語りかけてくるものがあります。
そう言えば以前座長が・・・

ブログで語っておられた。
言葉について。その一部をひくと、
「言葉の力は侮れません。」
という一文がある。
ぼくは全くそのとおりだと思っている。

言葉には力があり、それはコントロールできるようでできない…自然の力のようでもある、とぼくは感じています。

そして・・・表情と視線と声とセリフ

そうした言葉がたくさん交わされ、一つのシーンとなり、シーンが重なり、幕となり、幕が連なり、舞台となる・・・ぼくらは今、その舞台を創っています。
この根本でもある、”交わされる言葉”。
これに真実味を持たせ、真情を吐露するのに不可欠なのが、表情と視線と声だと考えています。

稽古では、表情も視線も声も・・・どれも大切にしています。
例えば視線も、強さや方向、大きさという概念もあるのではないか、という観点でそれぞれの役について役作りを行っております。

そして・・・

松井もつぶやいておるとおり、この時期は、練習や稽古が増えていきます。
時間も場所も有限ですので、限られた練習・稽古しかできない場合もあります。
しかしながら・・・このつぶやきのように、全身全霊を使って”バタンキュー”するくらい、常に挑み続けることこそが、新和座の根底にあるものなのです。

座長も

と申しております。

いよいよ次回の指定稽古日から、でこぼこギアの森田さんが参戦!!!
より王女メディアの作品作りが加速していきます!!!ご期待ください☆☆

今日からの1週間、素敵な笑顔が行き交う1週間でありますように。
文芸部武藤でした!


新人公演、いや、チャレンジシアター。

新人と言っても・・・

稲木、西村。
新人と言っても、もう新和座に来て1年以上経ちます。
ぼくの中では「若い」「羨ましい」とは思っても、そろそろ「新人」ではないのかな、とも感じています。

 

 

 

この二人が頑張っている稽古場。
先輩たちも頑張っています。

 

 

かつて悩んだこと

この二人が今現在悩んでいることは・・・かつて先輩たちが悩んでいた事かもしれません。
そして、二人が平気な顔をしてやっていることが・・・実は先輩たちが今直面している問題かもしれません。
つまり、経験の差はあるかもしれませんが・・・問題や悩みというのは、色々な要素を含んでいるように思います。

ですので、そうした疑問・悩み・問題というのは先輩/後輩関係なく存在し、解決にもやはり、先輩だからとか後輩だからとか関係なく、解決の緒は稽古場に転がっていると考えています。

やっている風の演出者(今回は監修)

平成30年10月14日のお稽古風景☆私たちが目指すもの。

それでもなお、まだ

王女メディアをやり始めてから、何ヶ月か経っています。
しかし、まだ、初見のところがあったりします。

それはなぜか。
新和座にしては珍しく?!シーンを何回も創り直しているからです。

今回のぼくらの作品は新たなスタートを切る作品でもあります。
ネクストチャレンジシアターとして、稲木・西村に頑張ってもらう公演でもあります。
ですので、このーーー新和座にとってとても大切な作品ーーー王女メディアを選びました。

だからこそ、今は時間をかけてやっております。

 

 

俳優も演出も色々感じているようです

この大切な作品に向かう時。
ぼくも含めて、それぞれ、色々な想いを感じているようです。

 

 

 

 

 

座長が個人ブログでも書いておられる通り、

そのうえで、願わくば、

メディアのことを嫌悪してほしいですし、

それゆえに好きになってもらえたら

最高だなぁと思います。

というようには非常に難しいと思いますが…しかし、これが究極な形とも言え、私たちが目指しているものだと考えています。

 

 

私たちが目指すもの

私たちが目指すもの。それはサイトにもかいてありますが・・・「真情の吐露」です。
舞台上でその役として生き、そして、その生きる目標、死生観を表すことができるか。
人間としての魅力をお客様に見ていただけるか・・・これが目指しているものです。
そのためには・・・様々な工夫、やり方が無数にある努力をしていかねばなりません。

これはまた別の機会に記載したいと思いますが・・・その一つは他人に興味を持ち、他人を意識するということも一つのように思います。
そして、それらを通じ、自分の役の真情が吐露し始めた時、役は舞台上で生きはじめるのだと、ぼくは考えています。

今日からの1週間、ワクワクドキドキする出来事盛りだくさんの1週間でありますように☆
文芸部武藤でした♪


平成30年9月23日のお稽古風景☆表情と仕草と。

座員それぞれが・・・

劇団新和座の指定稽古日。
前回の稽古日から各々の課題に向き合い、そして、指定稽古日に出す。
自分の為の稽古ではなく、まずは他人の為に稽古をする。
これが私たちの考えでもあります。

 

 

 

 

 

 

演出チームも・・・

演出チームもどんどん煮詰まってきております!
俳優が色々チャレンジしている。それに呼応するように演出チームも様々なプランを何度も練り直します。

 

 

 

 

 

小さいかもしれませんが・・・

少しだけ…ほんの少しだけかもしれませんし・・・世の中から見れば本当に小さい変化かもしれません。
が。
顔、仕草が役に近づいているのではないか、と感じました。
これからまだまだ磨きますが…制限が徐々に取れてきているのは確かです。
稽古場で俳優や演出が・・・自分自身で制限していたら…本番ではもっともっとも小さくなってしまいます。
だからこそ、ぼくたちはリミッターを外します。

ぼくたちは・・・王女メディアという作品とそれぞれの登場人物に向かい合い、更に更に創ってまいります!

 

 

そして☆

 

 

 

梨沢は1回おやすみ☆
石井も稽古場に来たり、新人たちも連携がとれてきたり☆
ぼくたちは更に更に進化してまいります!
是非ともご期待下さい☆☆☆

今日からの1週間また、素敵な出来事がたくさん訪れる1週間でありますように♪
文芸部武藤でした☆


ゼウス

ギリシャ悲劇「王女メディア」にはその姿こそ現れませんが、登場人物の会話の中で様々な神々の名前がでてきます。

今回はギリシャ神話の中でも外すことのできない、主神であるゼウスについて、調べてみました。

ゼウスは、天候、特に雷を司る天空神であったそうです。
また、オリュンポス十二神をはじめとする神々の王でもあるのです。

オリュンポスの神々の家族および人類の両方の守護神であり、また支配神で、神々と人間たちの父とも考えられていたそうです。聖獣は鷲、聖木はオーク。聖地として、4年ごとに彼の栄誉を祝福してオリンピック大祭が開かれたオリュンピアだそうです。

とある文献によると、ギリシア神話に登場する男性の神々は好色だったようで、女性関係が派手(だらしない)と言われているそうです。ゼウスの正妻は姉妹でもある女神ヘラなのですが、姉のデメテール等の女神をはじめ、多くの人間の女性とも交わったそうで、多くの子をもうけたとされています。

ちなみにゼウスと人間の女性の間に産まれた子とされる英雄を半神(ヘロス)というそうです。古代ギリシアでは下級の神として広く祀られた。ゼウスは人間と交わる時には別の人物や動物に変身したとされており、黄金の雨や白鳥などの獣の形に変身したといわれているそうです。

これは完全に個人的な意見ではありますが・・・
ぼくがモテるためには…ギリシャ神話の神々をもっと研究する必要があるようです・・・・