新しいやり方を試す、実験、実証、証明、実装。

▼ぼくは、自分の演出のやり方が正しいと思ったことはありません。

 

▼いったい何を言っているんだ、と思うかもしれませんが・・・ぼくの演出の方法が万人に受け入れられるとは思っていませんし、ぼくの’現在’の方法が完成されているとも思っていません。
しかしながら・・・
ぼくにはぼくの信念や型は存在しています。この型や信念が揺らぐと・・・なんだかとんでもない作品というか・・・作品すら創れなくなってしまいます。

2017-06-24a

 

▼俳優さんの役作りもそうだと思いますが・・・台本をもらい、良く読み、仮説を立て、検証し、矛盾を洗い出し、矛盾をつぶし、更に読み・・・この繰り返しだと思います。演出者の仕事も同じで・・・仮説を立て、検証し、時には実験を繰り返し・・・自分の描いたイメージと作品で表されていることなどの矛盾がないかを検証していきます。

 

▼ぼくは・・・次期公演の台本、奏ちよこ先生作『玩具騎士団、虹色プラネット』の台本を初めていただき、読んだ時に・・・ぼくの今までのやり方ではこの作品は創ることはできないのではないか、と感じました。

 

▼つまり、今までの「演出」の方法ではこの世界観は表さすことができない、もっとぼくの頭をフル稼働させて、役者にイメージしてもらう方法を更に進化させていかなければ、と考えています。

 

▼正直に言えば、今までのやり方に自信がないわけではありません。もちろん、完璧だと思ってもいません。しかし、今までのやり方の進化系といいますか、今までのやり方の見直しも含めて・・・新たな方法を産み出していく必要があると感じています。

 

▼明日の稽古。新しいやり方を試してみます。そして、ぼく自身で実験したやり方を稽古場で行います。それがこの物語、新和座の作品作りに有効であることを実証しなくてはなりません。そして、そのやり方を更に少しずつ少しずつ変化させならがも、「玩具騎士団、虹色プラネット」を創るという目的を完遂していきます☆☆

 

▼新入団員も生まれました。ぼくもまだまだ負けてはいられません。実験を繰り返し、常に”答えのない”答えを探し続けます!
次期公演の詳細は近日中にはお知らせできると思います☆どうぞご期待ください!!


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