▼座員の松井がある日、こんなことを呟いておりました。「ハイフリのお陰で、なんとなく武藤さんがお話しして…」
ハイフリのお陰で、なんとなく武藤さんがお話ししていることが分かってきた気がするんだな!
— 松井ともみ (@matuitter_0u0) 2016年4月23日
▼この4月からBS11、TOKYO MXほかにて放映されているアニメ「ハイスクール・フリート」を松井が見てのツィートです。
▼ぼくの仕事の一部が長じて海上自衛隊の護衛艦に非常に興味を持ち、色々と学習しましたし、出身中学校が旧海軍の教育方法の一部を実施していたために、お稽古中でも「艦」について話す事があるわけです。
▼実際、どの劇団でもそうかもしれませんが…劇団とは家族のようであり、仲間であり、友人でもあり…とある種の絆の強さがあるように考えています。
▼ぼくは新和座を家族のように思っておりますし、「艦」と同様に色々な役割があると感じています。
▼艦長、副長、船務長、航海長、砲雷長、機関長、補給長 、衛生長、整備長…などなど艦には色々な役割があります。劇団内でも色々な役割があります。例え、”役者””スタッフ”という職種の大きな分類が同じだったとしても、それぞれに役割をもっているように感じるわけです。
▼ぼくはまだ「ハイスクール・フリート」を拝見しておりませんが…聞けばこうした艦の役割が表現されているようです。
▼艦は使命をもって、目的を遂行します。道がない、大海原を進むわけです。それには、色々な役割の人間がいなければ不可能なことです。そして、お互いがお互いの仕事を尊敬し、尊重し、理解しあわなければ成し遂げられません。
▼わが新和座も似ていると考えております。演劇界という道なき大海原に進む艦。お互いがお互いを尊重し、尊敬し、理解しなければ、使命も目的も達成できません。
▼もちろん、戦闘艦と新和座とはでその目的も質も違いますし、同じようだ、と感じること自体、ひょっとすると自衛隊の方々に失礼かもしれません。しかしながら、自衛艦の素晴らしさ、仕事への考え方、動き方、信頼感などなどは見習うべきところが多いと感じています。
▼お互いがお互いの仕事、役割を信頼し、尊重し、尊敬し、理解する。こうした根本が大きな艦を動かす基本の1つだと感じるとともに、新和座という艦で石井座長以下全員で演劇界という大海原を進んでいきたいのです。