結局今週はさらりと流してしまったんだろうな、とブログを書き始める時にパソコンを目の前に固まった時に思います。
考え続けた今週でしたが、何か纏まった答えになったわけではなかった。
迷走。書いては消す。
頭の中のごちゃごちゃさは、もろに反映される。
ブログなので別に起承転結もないのでしょうけれど、あまりにごちゃごちゃしていてもなあという部分は見失っていない。
色。
偶然見かけた花が美しくて、なんの花だろうと思ったらハナミズキでした。
ああ、これがあの歌の。
と、あの歌を知らなかったらぴんとこなかったのかな、なんて考えたけれど、綺麗だと思ったことに違いはないからやっぱり名前は関係なかったと思う。
ただ、これがあの歌の。
涙なく聴けたことがないですが。
余分なものはいらないな、と思って排除していったら色味がなくなった。
だけど季節があるから、あまりにない色味は時間の流れに逆らっているようでよくないなと思って、少し足してみた。
自分の思う通りだけど、逆らいすぎてもいないな、と思って気に入りました。
好きじゃない色を無理矢理持ってくるのはもう無意味だなと思って随分していないけれど。
そうやって抵抗をなくしていくと、鮮やかさを望んだはずの自分が随分地味だったことに気付いたりして。
でも考えてみると、諦めではなく統一された色味は結構好きで、というかむしろ好きで、鮮やかさの何に憧れていたのかとかわからなくなっていて、時間の流れを感じた。
変わっていくことが普通だと思うのですけれど、抵抗も何もしていないのですけれど、そういうことさえわからなくなるのは、自分を信じられなくなるような、薄まるような感じがして少し怖い気もしたのでした。
……たとえでもなんでもなく。
本当に地味ーーすぎて、季節感ないね! て言われて、そりゃそうかもなあと思ったけれど解決策が浮かばなかったから結局そんな感じなのです。
公園の花壇の花を見る。
品種改良なのか、わたしが知らなかっただけで以前からそういう花があったのかはわかりませんが、色味が増えたような。
淡さも濃さも幅が増え、なんともたとえようのない色が目に飛び込んでくる。
感覚だけで、というとそもそもそんなん感覚だけじゃないかって感じですがとにかく好きになり、それは瞼の裏だけに残り自分ひとりのものでひとりで完結させる。
だけどこれ、どうたとえたらいいんだろうと考えて、やっぱり言葉だけじゃ限界があるよなあという若干投げやりな結論しか出てこなかったすみません。
表現というならいろいろな方法があってよかったです。発信したとしてすべての人に同じように捉えてもらえる万能な表現なんてあるかわかりませんがというかあるなら教えてほしいですが、自分の幅の狭さに歯がゆさを感じました。まあそんなんばっかりですけれど。
今週は色について考えることが多かったそんな一週間でした。
では皆さま、素敵な週末をお過ごしください。