平成31年4月7日のミーティング☆そこには”誰か”居た。

今日はミーティング。

次期公演の稽古に入る前に…ミーティングを行いました。

今は次期公演のための準備の期間です。制作としても、作品としても色々と準備をしている段階です。

その中で今日は稽古場から抜け出し、「ミーティング」を行いました。

今まで座のミーティングというと、どうしても反省会のようなミーティングが多かったのですが、今回は座長の三嶋からも提案があり、新和座全体として「共有すべき」事を中心にミーティングを行いました。

新和座も活動期間が10年を越え、メンバーも変わってきました。そうした中で、「最初からあるもの」「新たにできたもの」「なくなってしまったもの」「変わったもの」などなど色々な事がありました。
改めて全員で考えると色々な事象が思い浮かびました。

仕事観

本日のミーティングは更に個別の考えや思いについても話し合っていきました。その中の一つに「仕事観」というテーマがありました。

新和座での稽古、公演について、私たちは”仕事”として取り組んできました。これからも”仕事”として取り組みます。

この”仕事”とは義務ではなく、我々の目標を達成するための手段であり、嫌々やるものではありません。
つまり、目標を達成するために、真摯に向かい合うことが仕事だとも言えます。
こうした「仕事」を今まで新和座では、それぞれ捉えてはいましたが、各自の「仕事観」を話すことはあまりありませんでした。
しかし、今回は個人の「仕事観」を座員で共有しました。

もちろん、複数の人間がいるわけですから、それぞれ、感じる部分も違いますし、「仕事に対する取り組み方」も上記のように’なんとなく’は分かっていても、言葉にすると表現として少しずつ違います。
しかし、そのどれも間違っていませんし、必要なものです。

当たり前と言われればそれだけですが…
今回、この個別の仕事観をそれぞれ、伝えていく中で、誰の言葉・考えにも「誰か」別の人が居たわけです。

お客様、スタッフ、共演者…仲間。

個別の仕事観を共有しているのに、意識の中に他人がいる。
手前味噌ですが・・・ぼくは非常に・・・これはすごいことだな、と感じています。

つまり、誰かを意識して仕事しているのです。
ともすれば、個人の考えに集中しがちなテーマですが…そこには「他者」への意識があることでぼくらの仕事がより世の中に役に立つのではないか、とさえ感じてしまいます。

しかしながら…無論、こうしたことで満足することなく、常に、目標に向かい、研き、邁進していく。挑戦していく。新しい息吹、鼓動を作り出す。

今日はミーティングの日でしたが…こうした基盤とも言える話を共有することは非常に大事だと考えています。

そして今日共有し、新たに確認したこと、新たに気づいたことを胸に次期公演にむけて舵を切っていきます。どうぞ次期公演にもご期待下さい!!!!