胸が高鳴る

▼照明の席に座っていると・・・

ぼくは照明の席に座っていると…
ロボットを動かしている気分になります。

スイッチを入れると、舞台上の照明がつく。
当たり前の事のように思われるかもしれませんが・・・

灯りの方向、強さ、色、回路のコンセント、負荷、操作するコントローラー(卓)との接続・・・照明卓内の設定などなど・・・

こうしたことを準備してはじめて「点く」事ができます。
(もちろん、直接電気を通す事もできますが・・・)

 

 

▼ロボットやモビルスーツ

小さい頃・・・ぼくはロボットのパイロットになりたかった・・・と思います。
ボルテスファイブやコンバトラーVを操作し、戦いたい!
はたまた、バトルフィーバーロボで悪いヤツをやっつけたい!
こんなようなことを思っていたと思います。

今年45になるオッサンですが・・・小さい頃のこうした胸の高鳴りは今でももっているつもりです。

中学生の頃に見た、『逆襲のシャア』。
あのモビルスーツの操作、アムロやシャアと自分を重ねて…
「かっこいいなぁ、動かしたいなぁ」
と思っていました。

もちろん、ぼくはロボットやモビルスーツの専門家ではありません。
また、車やバイクの運転をしている時も楽しいは楽しいのですが・・・

1番、今、胸が高鳴るのは・・・
舞台の始まる時、暗転から第1の照明が点く時です。
照明機材をセットし、照明卓を操作し、灯りが付き、思い通りの効果が発揮され、
お客様に少しでも心に残ってもらえるような空間になった時、ぼくはとっても嬉しいのです!

子供の時、ロボットやモビルスーツの運転に憧れ、ワクワクしておりました。
今は、当然、ロボットやモビルスーツではありませんが・・・
操作し、何かが反応する—照明・音響操作に胸の高鳴りを覚えます。

ぐぽーん。