平成30年7月29日のお稽古☆収録と工夫

新和座チャンネル収録

今日のお稽古の最初は・・・「新和座チャンネル」の収録でした!
次回は8月の放送ですので、また近づきましたらお知らせいたします♪

 

 

長谷川も申しておるとおり、今回は前回よりも勝手がわかってきたのか、収録時間もギュッと短く、内容も濃いものになりました!
放送を是非お楽しみに♪

 

 

お稽古での工夫

ぼくは常々思っています。
お芝居とは広い砂漠の中で米粒を探すような作業ではないのか、と。
米粒かと思って拾ったら、砂だった…そもそも、この中に米粒なんてあるのか、と・・・
迷いながらもあるであろう米粒を探していく。

そして・・・探していくうちに・・・探し方を工夫していくようになっていく・・・

 

 

 

 

 

みんながそれぞれつぶやいている通り。
それぞれがそれぞれに工夫し、悩み、創っては壊し、壊しては創っていっています。
砂漠の中で米粒を探す・・・答えのないものに挑んでおります!

来月中には、ネクスト・チャレンジシアターの詳細がお知らせできるようにいたします☆

是非、新和座の工夫、お楽しみに♪♪

今日からの1週間また、ウッキウキな出来事が訪れる1週間でありますように♪
文芸部武藤でした。


災害レベルの暑さ

埼玉・熊谷では史上最高41.1度 東京では初の40度超え

ものすごい暑さです。
連日ニュースでもこの暑さについて伝えられております。

 

暑さ猛烈、災害レベル 熊谷、東京消防庁、高校球児ら…記録的な1日に悲鳴「まるでサウナ」
身の危険を感じるほどの日差しが注ぐ中、埼玉県熊谷市で国内最高気温を観測するなど、23日も各地で猛烈な暑さとなった。「まるでサウナ」。猛暑の“常連”ともいえる熊谷の市民らからも悲鳴が漏れた。熱中症による救急搬送はこの日も止まらず、高校野球の試合を夜間にずらす措置も取られた。

「命の危険があるような暑さ」「一つの災害と認識している」。23日夕に会見を開いた気象庁気候情報課の竹川元章予報官は最近の猛暑をこう表現し、厳重警戒を呼びかけた。気象庁が猛暑に関して度々会見を開くのは異例の事態だ。

産経新聞より引用

 

40度といえば・・・体温、平熱を軽く超え・・・高熱の域です。

20年くらい前は…

記憶が確かなら、20年くらい前はどんなに暑くても35度。それも夏に3日あれば・・・「今年は暑い日が多いね」と言っていたような気がします。
さらにぼくが子供の頃・・・30年くらい前は30度を超える日は「とっても暑いね」と言い、それでもそんな日は月に1,2回あるかないかだったような気がします。

しかし・・・今は連日30度は当たり前・・・35度を超える日が続きます。
夏日、真夏日、猛暑日と気象庁でも使う言葉が増えてきました。
そして・・・今、”災害”レベルの暑さが・・・

暑さに対して少し・・・

ぼくが感じますに・・・日本は寒さ対策、冬の対策に万全のような気がします。豪雪・極寒対策。
それでも…被害が出るときもあります。
しかし、暑さに対して、日本は少し意識が薄い気がしています。
『暑くても死にはしない』とどこかで思っているような感じがしてならないのです。

殺人的な暑さ。
寒さもそうですが・・・備えてそして、もし、生命の危機になったら無理をしない。
これが大事だと感じています。

自然に人間は勝てません。
しかし、備えることはできます。

寒さはもちろんのこと、暑さに対しても、我々は少し意識を変える必要があるのではないか、そう考えています。


平成30年7月22日のお稽古☆一歩一歩着実に。

金曜日の松井出演ライブ、ありがとうございました!


松井ともみが出演いたしましたライブ「真夏のアニソン祭り2018」、無事に幕を下ろすことができました!
これもひとえにご声援いただきました皆様のおかげです!
ご来場いただきました皆様、応援いただきました皆様、本当にありがとうございます!
松井も様々なことを経験したようで、新和座の次期公演、次回のライブ活動にむけて更に頑張ってまいります!
ありがとうございました!!!

一歩一歩着実に


今日も今日とて、お稽古ですが・・・
この写真のシーン…一体なんのシーンだったか…こんなシーンあったかな…
ま、仲良さそうだからよしとしましょう。

 

閑話休題。
劇的に、ではありませんが・・・稲木・西村は一歩一歩着実に進んでいるようです。

もちろん最初から総てができるわけではありませんし、
最初からうまい、となるわけでもありません。

あがいて、悩んで、それでも出来なくて・・・
出来たと思ったら、一旦壊してみたり・・・
創っては壊し、壊しては創る・・・
辛い作業ではありますが・・・これがお芝居を創ることだとぼくは思っています。

ですので、西村もつぶやいたように、覚えることはあっても、次に応用できるかどうかは・・・
この壊すことを恐れないこと、
創るために何が必要かを見据えることは非常に大事だと考えています。

ネクストチャレンジシアター。
新人も、先輩も頑張っています。
ぼくもちょっと頑張っています。
どうぞご期待ください!!!!

 

暑いが続きます。
皆様どうぞご自愛ください!

今日からの1週間また、素敵な笑顔が交差する1週間でありますように♪
文芸部武藤でした☆


エウリピデス

王女メディアの作者

王女メディアの作者は・・・エウリピデスという人です。
古代アテナの三大悲劇詩人として数えられています。

紀元前480年頃 – 紀元前406年頃の人物でメディアは代表作として挙げられています。
悲劇18篇とサテュロス劇(滑稽な芝居)1篇が現在、現存して確認されています。この他多数の断片が存在しているようです。
三大詩人(アイスキュロス、ソポクレス)の他に比べて現存する作品が多いのは古代に「悲劇傑作」として選定されたのが他の二人より多いからだそうです。

古典も古典・・・

こうして見ると、紀元前406年頃って、もう、2400年以上昔なわけですよね。。。
日本が誕生したくらいまで遡り・・・その時、ギリシャで作られ演じられていた「メデイア」。

男の不倫を発端にして起こる悲劇。
現代でも起こり得うることなのかもしれません。
この間も書きましたが・・・現代とこの時代とでは、生活様式も風土も考え方も違いますし、
また、国も違うので文化や人種も違います。

しかし・・・同じ人間が創ったストーリーには、人類の「普遍」とも言うべきテーマがあるとぼくは感じています。

こうした物語を現代のしかも東京でやるということにロマンが感じてなりません。
監修担当としてもとても楽しみです!

二代も、

座長も

申しておるとおり、王女メディア、稽古快調であります☆☆
どうぞお楽しみに♪♪♪


平成30年7月15日のお稽古☆試行錯誤と🍓のライブ♪

新人たちの苦悩と進捗

今日の新人たちも頑張りました!

新人たちははじめて取り組む作品に試行錯誤しております。
はじめて作るシーン。
はじめてしゃべるセリフ。
はじめて出す表情。
はじめて行う仕草、動き・・・
もちろんはじめからできるわけではありません。
一歩ずつ一歩ずつ・・・歩みは鈍いかもしれませんが…確かな道を進みます。
確かな道。
それは、幾重にもあります。
どの道を通るかはわかりません。
どの道を通ったら正解なのかは・・・誰にもわからいものかもしれません。
しかし、失敗を恐れず、制限をつけず、一歩ずつ進むしかないのです。

その一歩ずつが、全員の一歩ずつが重なり、いつしか作品になるのだと、ぼくは考えています。

あれ?いちごがいない

今日の稽古場写真には・・・松井が写っておりません。
松井は・・・というと・・・

いよいよ、今週末、金曜日にせまりましたライブの練習をしております!
出演者の2名の方と合同練習。
松井ともみ、一生懸命頑張っています!
どうぞ、20日(金)19時からのライブにお運びください♪
ライブの詳細はこちらから御覧ください☆

新人たちが試行錯誤し、先輩との工夫の末に作る、『王女メディア』。
松井ともみ渾身のライブ♪
どちらもどうぞお楽しみに☆

今日からの1週間、笑顔がたくさん降り注ぐ1週間でありますように♪


ギリシャ悲劇って・・・

お固いのか…

ぼくは最初、ギリシャ悲劇とかってなんかお固いイメージで取っ付き難いなぁ~と思っていました。
舞台演出家の端くれの言葉とも思えませんが・・・
現在取り組んでおります、王女メディアを読み、稽古を見ていると現代でも普遍的に扱われる題材なんだな、と改めて感じております。

そもそもは・・・

調べてみますと、そもそもギリシャ悲劇は、古代ギリシア時代に、アテナイ(ギリシャ共和国の首都アテネの古い名前だそうです)のお祭で上演されていた悲劇で、その上演は競作の形を取っていたそうです。競作に参加する悲劇詩人は、三つの悲劇と一つのサテュロス劇(滑稽なお芝居)をひとまとめにして上演する必要があったそうです。まるで日本のお能のようです。能と狂言がのような関係なのでしょうか。

観客は参加した悲劇詩人のうちで誰のものが最も優れていたかを投票し、優勝者を決めていたそうです。こちらも日本の演劇祭のような印象をうけました。ひょっとすると、日本の演劇祭もこの形式に範をもとめたのでしょうか。
この中でも 最も有名な悲劇詩人は、三大悲劇詩人として知られているアテナイのアイスキュロス、ソポクレス、エウリピデスです。
今回取り組んでおりますのはこの中の”エウリピデス”という人が書いた『王女メディア』です。

ギリシャ悲劇が上演されていた場所

ギリシャ悲劇は正しくは、ギリシア悲劇というそうで、仮面をつけた俳優と舞踊合唱隊(コロス)の掛け合いによって進行していきます。劇場は丘などの斜面を削って建造されていました。

劇場全体はすり鉢状になっていて、底の部分に俳優が演じる舞台と合唱隊用の平土間(オルケストラ)があります。野外劇場だったそうですが、演者や合唱隊の声がよく届くよう音響効果の優れた構造が取られていたようです。客席は、すり鉢の斜面部分に、舞台を半円形に囲うように設置されています。本当に驚く事にどの席からも舞台がきちんと見えて、舞台上でのひそひそ声も客席の最上段でもクリアに聞こえるらしいです!
現代の日本の劇場でも、この様式を取り入れているところがあるそうです。彩の国さいたま芸術劇場などは代表ではないでしょうか。

新和座のギリシャ悲劇

新和座のギリシャ悲劇は・・・約7年ぶりくらいです。
そして、この「王女メディア」は旗揚げ公演の演目でもあります。
ぼくにも、新和座にもとても大切な物語です。
その物語を…新人たちが取り組んでおります!

今の日本、どこか・・・閉塞感に包まれているように感じます。
そんな閉塞感を打破すべく、悲しいだけの悲劇でなく、お客様に何かアツいモノを伝えられる、制作オヤジとしてそんな舞台にしたいです!
ネクストチャレンジシアター2018「王女メディア」、ご期待ください!!


平成30年7月8日のお稽古☆バリバリ伝説

新人、バリバリ頑張っています

毎週日曜日は新和座の指定稽古日です。
まずは…長谷川奈美のツイートを御覧ください☆

 

そうなのです!新人二人はバリバリ頑張っているのです!!

 

 

そして、座長のツイートを。

 

座員がそれぞれ、頑張っています!!
もちろん、新人は先輩以上に頑張っております☆

 

あたりまえかもしれませんが・・・

役者を目指している人にとってはあたりまえかもしれませんが…

稲木も西村も…稽古場、稽古時間以外でも、おそらくは毎日、台本を読み、いろいろ試行錯誤している模様です。
俳優・役者を目指している方々にはあたりまえかもしれませんが・・
毎日毎日、色々なことを試しているようです。
喋り方、視線、動き方。
もちろん稽古場でしかできないこともありますが…稽古場以外で出来ることももちろんあります。

だからこそ、西村がつぶやいているように、「くやしさ」が出てきて、次の課題が明確になったり、
稲木のように「稽古場での自分」を振り返り、次の目標が定まったりするのだと感じています。

稽古で何も感じなければ・・・舞台の上でその役として生きることはできないとぼくは考えています。

新人たち二人は、そうした思いを少しずつカタチにしています。
そして・・・座長をはじめ、先輩たちも・・・毎日毎日、本を読み、作品に、役に向かい合っています。

ネクストチャレンジシアター、『王女メディア』是非ご期待下さい!!

 

松井ともみのライブも間近です!

松井ともみのライブもいよいよ2週間後☆
松井も頑張っております!
是非、皆様、お運びのご検討、よろしくおねがいします♪

松井ともみが出演するライブの詳細はこちらから🍓

今日からの1週間も素敵な時間がたくさん訪れる1週間でありますように♪
文芸部武藤でした☆