どーも、稲木です
『王女メディア』の公演まで1ヶ月を切り、残りの稽古も数えるほどになってきました!
さすがにこれだけやっていると、イアソンのこともアイゲウスのことも、かなり深く理解出来てきたと思います( ・ ω ・ )
この段階に至るまで、何度も試行錯誤を重ね、取捨選択をしてきました
これは個人的な考えなのですが、役というのは生まれると同時に殺されているんだと思っています
1つのシーンで何か1つ試す度に、新たな役が生まれます
その新たな役が古い役を殺し、その場に居座る感じです
仮に誰かに「前の方が良かった」と言われても、それは前の役ではなく、新たな役だと思うんです
新たな役は古い役を殺すわけですから、そこには罪の意識が無くては困ります
この場合の罪の意識とは、役に対する責任です
古い役が生きたであろう役としての人生を、新たな役が生きるんですから
そうやって何代も何台も繋いでいった結果、出来上がった屍の山に立っているのが、今の役です
まだまだ求められている高さには足りないのかも知れません
ですが、必ず間に合わせます!
そうでもしないと、死んでいった役に申し訳がないので(´・ω・`)
殺すという表現が受け入れづらい人は、役を壊すと認識してもらえると理解しやすいかと思います
急に何だよって?
特に意味は無いです!