第10回本公演の「ロミオとジュリエット」の稽古もドンドン進んで参りました!!!
いよいよ来月の24日から上演です!
ぼくたちのお芝居には珍しく、殺陣のシーンもあります☆☆☆
新和座の舞台は常に「チャレンジしていく」という気持ちを大切にしています。
正直に言えば、殺陣をはじめて演じる役者ばかりです。
それでも真剣に、一手一手を殺陣の先生につけていただきながら、着実にカタチにしています。
もちろん、殺陣以外のお稽古も進んでいます。今回、女性だけでキャスティングしましたので、男性役の役者さんは、”気持ち”が理解できない所があったり…時代設定も世界観も現代日本とまるきり違いますので、四苦八苦しております。
しかしながら、そうした中でも、経験していない事は想像し、経験したことがあることは、それを元にやはり想像していっております。
漠然とではなく、明確に。詳細に。
相手役が喋った時の気持ち、顔、向き、視線、口のカタチ…想像することはたくさんあります。たった一言しゃべるだけでもたくさんあります。外見だけでなく、直前の気持ちとどのように気持ちが移り変わったか、今の気持ちはどうなのか…真情は何なのか…
などなど、想像することはたくさんあります。
この想像すること、簡単かもしれません。しかしながら、これを疎かにしてしまうと、創造できなくなってしまうと考えています。
『舞台上でその役として生きる』為に『その役の全てを事細かに想像する』事が大切だと考えているのです。でないと、所詮他人である登場人物になることも、近づくことも、向かい合うことさえ出来なくなってしまいます。
何故ならば、(もちろん、例外はありますが…)人間が生きていて、”自分が知らない間”に行動を起こすことはまずあり得ないからです。必ず何かのきっかけがあるから行動している、行動には理由があるわけですから。
ぼくたちは更に想像し創造していきます!
劇団新和座第10回本公演『ロミオとジュリエット』、是非、ご期待ください☆
今日からの1週間。とっても大好きな笑顔に会える1週間でありますように☆
演出部武藤でした♪