▼From Director、私、演出の武藤から『玩具騎士団、虹色プラネット』の出演者を紹介を致します。
▼今回はリューシャリア・ララ役の梨沢千晴です。
梨沢はロミオとジュリエットではジュリエット役を、デスマーチでは垣田このは役を演じてきました。ジュリエットとはある所で正反対な垣田。そして今回、同じ奏先生の作品でも垣田とはまったく違う、リューシャリア・ララを演じます。
▼リューシャリア・ララはファッションブランドの衣装に身を包み、色々な知識もさることながら、その立ち居振る舞いは女の子に大人気の人形です。世界で50体しか作られなかった『特別な存在』がララなのです。
▼作者の奏先生からは「モデル」のような立ち居振る舞いができる人形なんです、というお話をいただいていて・・・このキャスティングをする時にぼくは迷いました。といいますのも・・・実際梨沢は、モデルの仕事も多くしています。だからと言ってこの役がそのままできるのか、と言ったらそうではないと感じていたからです。ララのある種の苦しみと言いましょうか、人形世界にいる理由というのがやはり、ララという役の魅力だと考えています。
▼いとうとキャスティングを考えていた時に、色々なパターンをイメージしました。梨沢がララでないパターンももちろん。そんな中でララが発する、とある台詞を梨沢が創ると非常に効果的ですし、ララが生きるのではないか、思ったのです。もちろん、モデルとしても立ち居振る舞いの基盤はある梨沢ですが・・・今回はそれ以上にララの生まれた秘密と言いましょうか、ララが人形世界にいる理由を梨沢がどうつくりますか・・・皆様、是非、お楽しみに。
▼梨沢の魅力を今までとはまた一味ちがった役どころで出してまいります♪是非、劇場にお運びください。