▼なんだかおも~いタイトルですが・・・今日の記事は特に「重大な」決断をした、というわけではありません。
▼以前何かの本で読んだのですが・・・(書名は失念いたしました)人間は起きてから寝るまで約2万〜3万くらいの決断をするそうです。朝起きて、ベッドから起きる時にどちらの足から踏みだそうか、歯磨きする時に、上下左右どかから磨こうか…昼ごはんは何を食べ、夜の余暇の時間は何をするか・・・などなど。もちろん仕事上の重大な決断も含まれます。
▼もちろん無意識で決断していることの方が多いですし、例えば歯をみがく時もいつも同じ方向から磨いていたとしても「昨日と同じ場所で良いかどうか」という判断を脳はしていると言われているそうです。
▼ぼくは演出作業をしていても・・・決断を先延ばしにしてしまう時があります。
▼先延ばしにしたからと言って、別に解決されるわけではないのですが・・・どこか判断・決断を避けようとしてしまう所があります。しかしながら。最近は・・・(やっとか、と自分でも嫌になるくらいですが)決断は早くした方が良い、先延ばししてもあまり意味がない、ということを強く思うようになりました。
▼これは自分に対してもそうですし、お芝居を創っていく中でも感じることであります。もちろん、決断したことは実行しますが、その決断が「最終」の答えではないと考えています。しかしながら・・・決断し、行動しなければ、次につながる「答え」も得ることはできません。
▼無論、物事に対してよく考え、判断に判断を重ねる、ということは非常に大事です。ですが、考えている気になって、単に判断する期間、期日を先延ばしにしても・・・あまり良い結果にはならないのだ、と考えるようになりました。
▼何故こんな事を思い始めたか。ここで、『人生を深く考えた』とかだったらカッコイイ!とか思っちゃいますが・・・サイズもピッタリ、色も好み、というコートが・・・昨日まであのお店にあったのに・・・という苦い経験をしたからで・・・
▼とは言え、自分が目にしたもの、聞いたものというのは・・・自分もそうであるように・・・他者も常に変化しているわけです。ですから、自分も変わるし、他者(人やモノ)も変わっていきます。変わる度に判断や決断は新しくなっていくと思います。考えることを止めてしまうという、先延ばしは・・・この変化に対応できていなかっただけなんだろうなぁ・・・と思いました。
▼あーあー、あのコート欲しかったな〜〜〜