夏休みを満喫してきました。
夏の空、夏の風、湖、花火、星空、手作りのスイカ……。
久しぶりに夏の福島へ。
兎に角目に優しい緑と空の青ばかり眺めていた数日間。
普段はエアコンをつけっぱなしにしないといけないくらい暑いのに、福島は夜は涼しいを通り越して寒いくらいで、過ごしやすかったです。
帰ってきたらまたエアコンの日々に逆戻りですが……。
湿度が低い夏のからっとした風はいいものでした。
あれくらいなら夏もいいものですが、こっちはどうしてこんなに湿度が高いんだろう。
夏を楽しむというよりいかに耐えるかという。
子供の頃のように蝉取りやクワガタ、カブトムシ探しはできなくなりましたが、大人になっても自然たっぷりの涼しいところはいいものです。
目にも優しく蓄積された眼精疲労も和らいだようです。
夜は星を見に行き……。
街灯のない闇の中ではそれはそれは星が綺麗に見え、流星群を見に行ったらいくつか見ることができました。
大人になってからの方が星は楽しめました。どこへ行っても夜でも明るい場所に住んでいると、闇が貴重で、降るような星には感動します。
祖母手作りのスイカも甘くておいしく。
こっちではどこでやったらいいかわからずできない花火もできてこれぞ夏休みという感じの夏休みを過ごしました。
線香花火がぽたっと落ちるのを見ると夏の終わりを感じます。
儚く寂しい。昔から線香花火が一番好きな花火です。
子供の頃とは楽しみ方が変わってしまいましたが、大人になってもいろいろな楽しみ方があるものですね。
感じることが変わって、きっとこれからも変わっていくのだと思いますが、その時々での考えと過去を振り返って懐かしんでみると、それもまた楽しい。
目に映るものも感じ方も、その時々を忘れないようにしていきたいと思いました。
夏は精彩だけれどその分儚さも感じやすい気がします。
だからこそ印象深くもあって、他の季節の出来事より鮮明に記憶に残っていて、今回も懐古しつつ、そういう時間に幸せを感じながらまた未来を考えたりもしました。
移ろわないものはないとわかっていてもその変化がどういうものかということはなかなか想像できなかったり想像通りにいかなかったりするので、兎に角今を大切に生きていく、ということを意識するようになりました。今の積み重ねが明日、それ以降でしかないことしか確かではないですが、日々繰り返されるからこそ気付けば蔑ろにしてしまう恐ろしさがあります。有限でしかない大切さを夏の夜空を見ながら考えられたいい時間でした。
大人の夏休みもいいものです。
暑さだけはまだまだ続きそうですが、 夏も残り少なくなってきました。わたしは後はかき氷くらい食べれたらいいな……と思いつつ。
では皆さま、素敵な週末をお過ごしください。