認めることの大切さ

人生で繰り返していく別れ。人とだけではなく、すべての物事と繰り返していかなければいけない別れ。
最後には自分がこの世界から別れなければいけないわけですが。
別れというものを考えていたせいか、そんな夢を見て、他にも何か夢を見ていたはずなのにそれらを忘れてしまったばかりに別れの夢ばかりが印象に残り、それが初夢のような気がしてしまう。という少し悲しさ。

 

でも別れというのはきっと悲しいだけではなく、別れの先には形の違う新たな出会いがあると思うので、諦めるという意味ではなくあらゆる物事の限界を知って、愛情を持って突き詰めていきたいと思うのです。
他者に対して、自分に対して。
甘すぎるのと愛情を持つことは違うことですね。永遠とか限界がないと考えるのは現実的ではなく、あるものの中からしか作れるものはないし、それらを超越する奇跡なんてない、ということをちゃんと頭の片隅に置いておかなければただ苦さだけを与えてしまったり、感じることになるのかな、と。

 

そういう種類の優しさに気付けた。……気がする2017年の始め。
なんだかとても、とてもしっくりきたのでした。
気合や高い目標は大事だけれど認めることを認めなければそれこそ傲慢だと。
人生にはその時々で気づきがあるから楽しいです。苦しんだり悩んでも、その中にも光と言うか救いというか、そういうものがありますね。

 

考えている間にすっかり遅い時間になってしまいました。そんな日もあります。
では皆さま、素敵な週末をお過ごしください。