それはドラマですか? それとも小説ですか?
と聞きたくなるような現実の話がたまに舞い込んできます。
なんていうネタ提供。ありがとう神様。
だが、内容が内容すぎてツカエナイものばかりであった今週。
こんなの現実にないよー。
とか思って観たりすることがありますけれど、本当にあるのね。そういうこと。
ドラマティック。
演じているのはドラマティックでも、そう思うとわたしのリアルは至って地味である。と、ドラマティックな話を聞きながら思う。
地味というかつまらないというか。
きっと外から見たらそうだろうなあというだけで、わたしはそれが気に入っているのですけれど。
まあいいや。
お洒落と現実
サイズ的にはたっぷりと大きいけれど、それは中身をあまり入れずにくたっとしたシルエットで持つのがかわいいバッグなのだということは、鏡を見た時に気付いていた。
……のですが、結果なかなかかわいいシルエットで持つことのできないまま、それは沢山荷物の入る便利なお買い物バッグと化した。
繊細な素材のブラウスは、大きな荷物を肩にかけたら千切れそうだし、ロング丈の丈感がかわいいワンピースは歩きにくい。
形は綺麗な靴は歩いていると疲れるし……。
と、まあなかなかお洒落なものは面倒なこともあるような気がするのですが、街中でそれでもきちんとお洒落をする女性たちを見ていると少しは見習わなければ!
と思ったり。
まずは荷物を減らすこと。生活感はお洒落に持ち込めないだろう。
軽やかに、服のシルエットを崩さず、痛ませず……。
と出かける時はいつも思っているのです。が。
最近の野菜値上がりは響いていた。
大分遠出していたのに、安い野菜果物などの食品を目の前にして、自分の知らないスイッチが入る。
せめて普通に持てる程度、ならいいのに、わたしは限界に挑戦するのが好きなようで……
結果。
片手に三キロずつくらいの果物、お肉。
グッチのバックパックの中にオリーブオイル一リットル。たまねぎ、さつまいもなどなど。
財布とケータイくらいでかわいく持てるプラダにまでぶどうを突っ込んで帰宅。
シルエットが綺麗なリネンのワンピースは荷物の重みでしわしわに。
そんな状態で、いろいろ保てるわけがなく、あまりの重さに息は止まり顔は引き攣り額には汗が噴き出す。
けれどお洒落なレースのハンカチなんてものが出てくるわけもなく、ハンカチはバッグの奥底に追いやられたままどこかへいき、終始戦闘状態というか堪え忍ぶような顔のまま移動。
現実はこうです。
この前も、ドラッグストアで買ったものを袋に詰めてもらったら、お店の方に「これすごく重いけど大丈夫ですか?」って心配されました。
大丈夫です気合です。
でも、やはりお洒落はどこかへ消えました。
お洒落と実用性は一致しない。当たり前ですか。
では皆さま、素敵な週末をお過ごしください。