脅威のメガネ率、87.5%

▼すっかり秋らしい気候といいましょうか、今日は快晴の東京地方でしたが、「暑い!」と感じることはなく、とても過ごしやすい一日だったように思います。

▼そんな今日の新和座の稽古場は・・・
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いつもは女ばっかりの稽古場に男性の姿が!!!!
そうです、次期公演『デスマーチ』にご出演頂けます、お二方が稽古場に来てくださいました☆☆

▼お二方とも「演劇集団でこぼこギア」の方で、池冨浩さんと林勇作さんです!いつもの稽古場にお二人がお見えになりますと…やはり稽古場も作品もしまります♪♪
林勇作さんには何度も新和座の作品にご出演頂いております!池冨浩さんは今回はじめて新和座の作品にご出演いただきます♪♪
お二方ともとてもお芝居に対して真っ直ぐで真摯で・・・新和座の面々との掛け合いに是非ご期待ください!!!

▼それにしても・・・御覧ください。メガネ率の高さ。脅威の眼鏡率87.5%です。梨沢以外、ぼくも含めて全員眼鏡でございます。はじめて新和座にご出演いただく池冨さんへの自己紹介際、「好きなメガネの形」が出たくらい、メガネ率が高いです☆

▼そんな池冨さん、11月末〜舞台にご出演されます!


こちらも是非、ご期待ください♪♪♪

▼林さん、池冨さんのお力をお借りして・・・・「デスマーチ」も盛り上がってまいりました☆☆是非是非、ご期待ください♪♪♪
次回予告『ヤツが来た!』、次回の新和座稽古日誌もご期待ください☆

▼今日からの1週間、嬉しい出来事の連続の毎日でありますように♪♪ 演出部武藤でした☆


ライフワークとライスワーク〜自由業賛歌

▼今日はぼく、武藤賀洋が自分の仕事に対する考えについて書こうと思います。と言いますのも…最近、新和座をご覧頂くお客様には不思議に感じていらっしゃる方もおられるのではないでしょうか。

▼あのハゲ、誰だ?!と。

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今日の稽古は主にビームを撃つ訓練を行いました。

▼今日は主にビームを撃つ訓練を行いました。
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▼嘘です。ビームは出ません。しかし、ビーム的な何かはでるかもしれませぬ。お写真は『デスマーチ』の1シーンの稽古風景です。座長も申しております通り、

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1日だけですが…

今週はずっと雨なのでしょうか・・・秋晴れが待ち遠しいです。

さてさて、座長のツィートでも有りましたが・・・

次期公演の公演期間が決まりました!
2017年2月10日(金)〜13日(月)、開場は池袋・要町のアトリエ第七秘密基地です!

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次期公演は公演日を1日だけ増やすことができました!!
これもいつも応援して頂いている、ご声援いただいているお客様、支えてくださっている皆様のおかげです!
本当にありがとうございます!! がんばります!!!

稽古もどんどん進んでおります!
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座長の石井をはじめ、長谷川、まこ、松井、梨沢!一丸となって役作りに励んでおります!
この他にも役者さんが・・・後日合流でございます☆☆

近日中に特設ページも含め、詳細をお知らせいたします☆
どんどん創られていく、奏ちよこ先生作「デスマーチ」の世界、是非ご期待ください!!!


写真を撮るのを忘れました、何故ならば集中していたからです。

▼暑さ寒さも彼岸までまでと言いますが…今日は涼しい一日でした。しかしながら…秋の長雨と申しますように…ぐずついたお天気の東京地方でした。

▼さてさて、進んでおります、『デスマーチ』の稽古ですが・・・今日は稽古場の写真を撮り忘れました。何故ならば、集中していたからです。
いったい何に集中していたのでしょうか?!

1.ブチ切れて、叱るのに集中していた。
2.仏像の話に集中していた。
3.デスマーチの役作り過程に集中していた。

▼1番と思った方。武藤をよくご存知で。叱りがはじまると・・・2時間くらいぶつくさ文句いってますからね。2番と思った方。おしい。稽古後の帰り道でアツく仏像について語りました。

▼正解は3番です!『くっだらない問題を出してんじゃねぇ』とお思いかもしれませんが・・・ご容赦を。ぼく、物語をつくる最初のほうはとっても集中してしまうのです。もちろんいつも稽古は集中するのですが・・・この”役”の”基盤づくり”の期間は実は・・・演出作業以外目に入りません。他の一切の事を考えなくなってしまいます。

▼何故か。それは設計の段階だからと考えているからです。もちろん台本は今回、奏ちよこ先生に書いていただきましたので、設計図といいますか、拠り所は存在しています。しかし、演出プランといいますか、演技プランといいますか・・・登場人物を役として・・・2次元を3次元にする作業をする際、やはり『設計をする』ということは非常に大切だと考えています。

▼この設計のフェーズをじっくりするかどうかで・・・後の作業の進み具合、ひいては公演の出来不出来まで関わってくるような気がしてなりません。

▼もちろん総てが、設計通り・思い通りになったら、”完璧だ”と感じるのかもしれませんが・・・やはり色々な要素で設計通りにはいかない部分もあります。さはさりながら、少しでも完璧に近づける作業を怠ることはできません。なんでもそうだと思いますが・・・設計、基盤づくり、根本を作る、はじめの一歩・・・役や物語の基盤となる部分をしっかりつくることは物語を創っていく上で非常に重要な時期だとぼくは考えています。

▼この基盤がしっかりしていないと、どんなに面白いことをやっても、どんなに美しいことをやっても・・・どこかふやけた、どこか間の抜けた作品になってしまいます。ですので、この設計、基盤をつくる期間をぼくはとても大切にしていますし、他の事が目にはいらないくらい集中してしまいます。

▼以上写真を撮らなかった言い訳でした☆今日からの1週間、素敵な出会いがたくさん訪れる1週間でありますように♪演出部武藤でした。


関係性を考える

▼今日の気候、風は秋を感じました。どんどん涼しくなっていくのでしょうか・・・ぼくは実は秋が一番好きです。食べ物が美味しい秋。きのこが美味しい秋☆

▼さてさて、今日は久々にお芝居について、「役同士の関係性」について書いていきたいと思います。

▼新和座の稽古の中では・・・ぼくが演出をする時は、と言ったほうがいいかもしれませんが・・・「関係性を考える」時間を取る時があります。台本を元に俳優同志がお互いの役の関係性について議論したりする時間です。

▼何故このような事がひつようなのか。ぼくは「台本に全てが書いていないから」だと考えていて、それを補完するためにこういう時間を取ります。

▼台本は作品の拠り所になるのは間違いありません。その作品について台本以外に戻るところはありません。その物語の総ては台本に書いてあります。

▼「あれ?さっきと言っていることが違う」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。言い換えると『台本には総て書いてあり、総て書いていない』と考えています。

▼二律背反です。その作品について、設定や登場人物の台詞、動きは台本が総てです。色々な考え方がありますが・・・台本に書いている事を一字一句変えないようにぼくは努めています。(これについてはまた別の機会に書こうと思っています。)しかし、各登場人物について、すべての仕草、動きが書いてあるとは限りません。

▼というのは、各登場人物の呼吸の数や、まばたきの数、手の角度、指の位置、口のカタチ・・・台詞については(特別な場合を除き)言い方なんて書いていません。これは基本的には役者さんが創っていくものだと考えています。

▼つまり台本に書いていないことを創る作業があるわけです。これは自由であると同時にとても難しい作業です。

▼役から離れ、自分が・・・目の上の人に対しての場合、自分よりも後輩、同輩に対しての場合、同じ言葉をいう場合でも言い方や視線、動作、仕草が違ってきます。こうした「人によって対応が違う」(悪い意味でも良い意味でも)事は、実生活の中では無意識の中で判断していることが多いように思います。しかし、台本の中では「人によって対応を違える」ということは特別な場合を除いて台本には書いていません。

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▼台本は基本的に”台詞”と”ト書き”しか書いていません。そうした文字の中から、関係性を模索し、言い方や仕草、動作を創っていくわけです。実生活の中では無意識に行っていることを考え、且つ、役としても無意識に行う。役と役者は違うわけですから、当たり前と言えば当たり前ですが・・・とても難しい事とも言えます。

▼ですので、自分の役が他者に対して、どのような関係にあるのかを考えるのがこうした”人によって異なる対応”を考える第一歩だと考えています。そして、それを役者・スタッフ間で共有することは稽古を進める上で大切だとも考えています。

▼もちろん、お客様にご覧頂く際、こうした人間関係が・・・全て透けて見えては本末転倒になってしまいます。共有することとそれを仕草・物言いに反映する時は、やはり台本に戻り、矛盾がないかどうか確認することも肝要だと考えています。


やり方を少しずつ変え・・・

▼今日の横浜地方。朝は雨が降ったり止んだり。稽古へ出かける時は…大雨。稽古場についたら…雨はあがっていました。

▼さてさて、今日も劇団新和座は稽古をしております☆
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▼奏ちよこ先生の書き下ろし作品『デスマーチ-IT戦線、離脱不可-』の稽古もどんどん進んでいきます。

▼今回の作品。新和座にとっては…初の・・・作家の方に書き下ろしていただいた作品です。今まで、ぼくが書いたものなどは上演してきましたが…新和座外の方が書いてくださったのははじめてです。

▼物語も登場人物も…はじめて触れる空気、初めて触れる出来事というのは、色々とアイデアが浮かんできます。と言いますのも…今までシェイクスピアやギリシャ悲劇ですと、やっぱりぼくの頭の片隅にはある程度の物語やプランがあったりします。自分が書いたものであれば尚更…演出プランを練っていてもどこか、頭の中に固定観念があったように思います。

▼しかし今回は、ぼくでもなく、過去の作品でもない…ぼくらがはじめて出会う『奏ちよこ』の世界なのです。色々なアイデアが出てきます。ぼくだけでなく、俳優からももちろん出てきていました。

▼そしてなにより・・・前回のロミオとジュリエットを経て・・・ぼくは大きくやり方を変えて、この『デスマーチ』という作品に挑もうとしております。どこをどう変えたか、は・・・きっとこれからの稽古で俳優たちがこのブログに書いてくれたり、Twitterにて呟いてくれるかもしれません。

▼ただ、言えるのは信念が変わったわけではありません。ちょっとだけ考え方を変え、違ったアプローチで演出作業をしていくべく、今日から色々な方法を試している、ということなのです。

▼俳優たちも、やり方を変えたのに順応してくれました。まだまだぼくらの頭は柔らかい部類なのかもしれません。

▼今週か来週頭には公式サイトとこのブログでお知らせできると思いますが・・・公演時期は2017年の2月になります。実は1日だけですが・・・公演日を増やそうと思いまして、劇場の方との調整を現在しております。是非、ご期待ください!!

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▼そして、今日は稽古の後は・・・座長のお誕生日会を開きました☆☆☆みんな”イイ顔”してますでしょ?!

▼デスマーチ、ワクワクしながら創っています☆是非ご期待ください♪
今日からの1週間、とっても楽しい日々でありますように☆演出部武藤でした!